「自然な感じで撮ってもらいたいです」というメッセージをよくいただきます。
飾らず
特別なメイクでもなく
友だちが撮ったような目線で。
わたしのポートレート撮影は「シミやしわが極力見えない」ことに神経を使っていまして、
当初は「撮影後の加工はしない」ことを信条としていました。
その理由はお客様が「ありのままです」」と言えるように。
でも最近いろいろ思うところがあって「レタッチ(補正)」を標準サービスに含むことにしたんです。
これが、あらたな葛藤を産んでしまうことになるとは思わずに。
写ってしまった吹き出物や、ピンとはねた髪の毛を消す、
もしも、とてもいい表情で写っているショットが、たとえば顔の傾きの加減で首にくっきりと深いシワをつくってしまっていた
ならば、薄くする加工をします。
(要は、場合によっては存在しなかったものたちだから)
でも、気になる二の腕やウエストのラインは?????
どうしたらいい?????
と悩んでしまうのです。
「作品」としては細い方がベターかもしれない
でも、気持ちとしては
ありのままを見て目標をもってもらうことがいいのか?
それともこの方はこのままが気に入っているのか?
う~ん、聞くに聞けない!
とある写真家さんは「レタッチはとても時間をとられるので、完全別料金にして
どこまで修正するかを相談の上、上乗せしていく」と言っていた。
それが正解なのかな~
いつも書いているように、15%以内でいじってみた
ご本人には告げないつもり
あなたなら、「ありのまま」って何ですか?
よかったら教えてください!