感想は、好戦的な戦争映画ではなく、現実的な現代の日常に戦争危機が訪れたときに日本が向かい合わなければならなくなる事態を綿密に想定して作られた良作と感じました。(ネタバレは一切なしです。)
自衛隊は、日本国憲法の範囲内で国民を守っています。災害時の活躍も国民皆に支持されているところです。
本作は、領海、領土をめぐるもので現実に起こり得る話です。
さすが、かわぐちかいじ原作です。

特に優れていると感じたのは、平和の追求と自衛隊の誇りを両立させて守ろうとしていたところです。                西島秀俊がよかったですね。
佐藤浩市も苦悩が滲み出たよい演技でした。
誰かをモデルにしたとは考えられませんでした。

そう言えば、公開前にある方が佐藤浩市を三流役者とか言って話題になりましたね。
見ずにおっしゃられたのではないかと思いました。
佐藤浩市は、役所広司とともに現代の日本映画のトップ男優の一人だと思います。

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