①身体を温める
身体が冷えると子宮の動きが鈍くなり、経血をスムーズに外に押し出せなくなります。血液の循環が悪くなると子宮伸縮が強まり、より痛みが出てしまうため、お腹や腰を温めて血行を促進しまししょう。
普段の生活の中でも、入浴は手軽に身体全体を温め、リラックス効果も得られる"温活"です。ただでさえ生理中は基礎体温が低くなります。普段はシャワーのみで済ませている方も、湯船に入って身体を芯から温めてください。
また、体を温めるには、食べ物や飲み物などで内側から温める方法もあります。脂質・糖分の多い物や冷たい飲み物・食べ物は出来るだけ避けましょう。
体を温める効果が期待できる食べ物にはネギやショウガなどがあります。ジンジャー紅茶やハーブティーなど、自然の力を活用して体を温めるのも効果的です。
②軽い運動やストレッチをする
体が温かくなったり、筋肉がリラックスしたりする程度の軽いウォーキングやジョギング等の運動は、全身の血流を改善し、筋肉の緊張をほぐして生理痛を軽減する効果が期待できます。
体調が安定しているとき、意識して股関節周りをストレッチするのもおすすめ出来ます。
③アロマテラピーや精油を活用する
香りでリラックスして、不調を乗り切るのもひとつの方法です。
ラベンダー・ゼラニウム・カモミールなどは、リラックスできるアロマの代表格。好きな香りを自分好みのオリジナルブレンドを作るのもよいでしょう。
精油はアロマディフィーザーやスプレーで使うのが一般的です。お風呂に精油と塩を足して、自分だけのアロマバスソルトを作る方もいます。
ただし、精油によっては直接肌に付けてはいけないものもあるので、購入店やホームページでご確認ください。
手軽で簡単な使い方だと、ティッシュに精油を付けて、枕やデスクなどに置くだけでも問題は無いです 。
この対処法を上手く使って、悩ましい生理痛を回避して貰えると有難いです。