最近、ドハマりしちゃたモノ… | heart in heart ~今、伝えたい事~

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結構前になりますが、りょうた@名義でブログを綴っていました。
最近は専らシンプロの方に投稿していましたが、彼方の不具合もあった事もあり、再び此方へ帰って来る形と相成りました(^_^ゞ
緩く更新しますんで、マターリとお付き合いして頂けると幸いです♪(’-’*)

古今東西、様々なラブコメ作品がありますが、そんな中でも私が最近になってドハマりしているのが…

“めぞん一刻”

連載開始したのが1970年代末期なんで、半世紀近くも前という事に驚きを隠せないんですが、2023年も終わろうとしている中でも全く色褪せずに楽しめるというのは、物語の内容が普遍的だからこそだと思います。

今と違い、ネット環境というモノは一切無く、当然の事にはなりますが、スマホや携帯電話もありません。
誰かと連絡をするとしたら、電話オンリー。
その電話にしても、当時からプッシュホンはあったものの、ダイヤル式の黒電話を使っていた家庭の方が多い時代。
実際、私の家庭も90年代初期迄はダイヤル式の黒電話を使っていました。

その黒電話・ダイヤル式の電話が活躍するのが”めぞん一刻“で、多々ある印象的なシーンでも使われているんです。

ラブコメやラブストーリーに於いて外せない要素というのが“すれ違い”
実際、恋愛モノの名作は80年代後半〜90年代半ばに集中している印象がありますが、これは決して偶然では無い様に感じます。

”めぞん一刻“とは違い、ラストがハッピーエンドとは言えなかった“東京ラブストーリー”
テレビドラマ化され、歴史的な大ヒット作となりましたが、この作品でも効果的に使われていたのが”すれ違い“
リカと完治の仲が深まった頃に起きた切ない“すれ違い”、これが結果的に2人の仲を切り裂く形になってしまい、涙した視聴者・読者も沢山居た筈です。

”めぞん一刻“も同様に“すれ違い“のエピソードが沢山あり、その中には五代くんと響子さんの仲が引き裂かれる寸前になった事も幾つかありました。
ですが、此方はそうした壁を乗り越えて行くストーリーを展開、最終的に2人は生涯の伴侶として共に生きて行く結末を迎えます。

其処に辿り着く迄の紆余曲折を巧みな表現力で描いた高橋留美子さんの凄さ、めぞん一刻を読んでいると本当に実感させられます。
後の恋愛ドラマ等に多大な影響を与えたであろう事は容易に想像が出来ますし、この作品を超える恋愛モノは中々無いでしょう。

という事で、暇な時間を使って“私的・めぞん一刻論”でも綴ろうかと思っています。
読めば読む程に奥が深くなる作品の魅力、是非皆様にも知って貰いたいですし…

カテゴライズは健康となっていますが、外見は勿論の事、内面の健康が保たれて居ない事にはどうしようもありません。
ややもすれば殺伐としたニュースばかりの昨今、こうしたハートウォーミングなストーリーを振り返り、心の平安を保って貰えればと感じています。