貧乏大学生で自活のためにアルバイトに明け暮れていた頃は、食費にかけるお金がないので昼食代わりに板チョコ1枚や干し芋1枚、コンビニに中華まんが出回る秋冬は肉まん1個か2個で飢えをしのいだ時もありました。食べ盛りの10代末~20代によくそれで保ったものです。夜食に中華まんを食べると、アパートの家賃や書籍代・映画代で精一杯だったアルバイト生活でよくそれ(しかもガールフレンドとデートまでしていました!)を乗り切ったのは若さのなせる技としか思えません。空腹まぎれの昼食代わりですから、当然あんまんより肉まんやピザまんを選びました。ところで肉まん4個入りパッケージが赤いカラーなのは判りますが、ピザまんと肉まんの混成パッケージ(ピザまんだけの4個入りはありません)が緑なのは、赤い肉まんパッケージと並んだ際のイタリア国旗(緑・白・赤)のイメージカラーなのでしょうか。赤と緑でクリスマス・カラーでもあるのは、これは村上春樹『ノルウェイの森』上下巻のように、絶対狙った効果だと思えます。