自分ではまだまだお金持ちだとは思っていないけれど、節約家だとは思っている。

子どもに「ケチくそばばあ」と呼ばれる程度には。

 

今朝読んだ記事

節約家のお金持ちがお金を使う「意外なもの」から学ぶ 上手なお金の使い方 (msn.com)

 

節約家のお金持ちは、食器、時計と靴とバッグ、贈り物にはお金をかけるというもの。

 

節約家のケチくそばばあの方針はこんな感じ。

 

食器。。。

しょっちゅう食器を割ってしまう、ということもあり、お客さんが来た時、特別なイベントの時以外はお気に入りの食器を使う気にはなれない。

でも本当は生命をかけて食を提供してくれている動物、植物に敬意を払って、食器も素敵なものにするべきなのかもしれない。

食に対するありがたみが変わってくるのかもしれない。

ケチくそばばあに育てられた私の子どもは、なぜか食器にもこだわる。

必ず頂きます、とごちそう様も言う。

良い子に育った。

 

身の回りのものとして私がお金をかけているのはコート。

レストランやホテルでクロークに預けたり、着せてもらったりするときにチェックされていると思う。

コートは良いものを購入すれば何十年も着られる。

 

一昨年の秋、アクアスキュータムのブランド創立170周年記念アニバーサリーコートを販売していたものを購入してしまった。

「してしまった」というのも、ほぼ一目ぼれで購入したから。

トレンチコートはビジネス使用でずっとほしいと思っていたが、バーバリー他色々ブランドを見たけれど気に入るものがなかった。

たまたま百貨店をプラプラしていた時にディスプレイに目が留まり、その場で購入決定。

買った後にそれがアクアスキュータムだったと気づいた。

長さ、質感、生地ともにこれまで見たことがないものだった。

服との出会いも一期一会。

私の服の購入価格の中では最も高い買い物だったが、今も買ってよかったと思っている。

 

靴は良いものを、とは思うが、ハイブランドのもの、というのはフォーマルの時以外はあまり使っていない。

以前、フォーマルウェアの会社の役員の方が「足元を見る」という言葉があるように、靴は人を評価をするのに大事、という言っていた。

見る人は靴で人を評価しているのだと改めて感じた。

でも靴は足に合っているものを履かないと、外反母趾になったり、腰を痛めたりと、体に不調をきたす可能性がある。

そのため、清潔できれいな良い靴を履く必要はあると思うが、必ずしも高級品である必要性はないと思っている。

 

そして人への贈り物。

こちらも「適正な価格」の範囲は守る必要があり、節約はご法度と思っている。

ただ高すぎる贈り物はかえって気を遣わせるし、他に意図があるのではないかと思われてしまう。

適正な価格であればほんの気持ちを表すのに大切なコミュニケーションツールだと思う。

 

良い人間関係は人生の財産だと思っている。

 

お世話になった人へのお中元・お歳暮、お礼のお品、会社の同僚へのちょっとした贈り物。

時には部下への500円程度のお菓子でもちょっとした気遣いを喜んでもらえる。

 

大切な人への贈り物は、人生を豊かにするための投資。