大丈夫か?総務省。しっかりしてくれ、総務省。お笑い質疑応答。改訂2版。

 

現在、でっちあげDVによる、
DV等支援措置による住民票非開示制度

の悪用

について調査中です。

 

そんな中、総務省の質疑応答に唖然としました。

 

総務省のHPの
住民票の写しの交付制度等の見直し
というページにある
住民票の写し等の交付に関する質疑応答集について。総行市第102号平成20年4月28日
というファイルの一文です。

(問5)本人等の代理人として

住民票の写し等の交付を請求する場合、

法定代理人の場合は

戸籍謄本等の書類の提示又は提出を求めるが、

法定代理人の本籍地が他の市区町村である場合には、

当該本籍地市区町村に対し、

電話により代理権の有無の確認を行ってよいか。

 

(答)本籍地市区町村に対する電話確認は、

個人情報保護の観点から、

やむを得ない場合に限って、慎重に行うべきである。

むしろ、電話で請求者本人を通話口に呼び出し、

口頭で依頼の事実を確認するなどの対応が考えられ
る。

とあります。
おいおい、法定代理人が、本人の法定代理人として

現に請求の任に当たっていると言ってるでしょ。
法定代理人というからには、請求者本人は、未成年者だよ。

 

「もしもし、○○市役所のおじちゃんでちゅよ~。

○○ちゃんでちゅか~?。

パパが来てるんだけど、○○ちゃん、パパに住民票を取ってきてって依頼ちまちたか~?」
ってか?。
平成20年4月28日から、9年間、誰もツッコまんかったんかいな。

 

仮に、未成年者が19歳だとしても、

親に住民票を取ってきてって依頼することはあまりないと思うぞ。
未成年者からの依頼によるのではなく、
法定代理人である親が必要とするから取得するのが通常だろう。
そもそも、法定代理権とは、地位によって自動的に代理権が生じるものであって、依頼によって生じるものではない。
こういう基本的なことがわかってないのかな?。

 

質問した人も驚いただろうな。

回答が、あまりに、意味不明すぎて。
しかし、そこで、意味不明なことを指摘すればよさそうなものだが、
質問できないような格差があるのだろうか。
質問者も腰ぬけすぎる。

 

わけのわからない総務省に代わって私がお応えすると、
ご質問のケースであれば、
「お見込みのとおり」と回答するのが適当だろう。
提示された戸籍謄本によって、
法定代理権は確認できるが、
たとえ、当日に発行された戸籍謄本であっても、
それは、過去の時点での証明になるので、
現時点でも有効かどうかは不明だからである。

 

なお、

「電話確認は、個人情報保護の観点から、

やむを得ない場合に限って、慎重に行うべきである。」

というくだりも意味不明である。

どの辺が、個人情報保護に触れるのだろうか?。
→推測ではあるが、おれおれ詐欺みたいに、身分詐称電話が頻発することを恐れての回答ではなかろうか。
また、そもそも、身分詐称ではなく、本当の職員が、偽って、不正に個人情報を取得するという事件も実際におこっている。

→行政は、国民個々人の個人情報保護や権利保護よりも、
個人情報流出による責任回避に重点を置いていると見受けられる。

→つまり、

①未成年者の権利保護と

②行政が個人情報流出の責任を負うこと
とを比較衡量した時に、

未成年者の権利保護を犠牲にしたものと考えられる。

行政は、偽の法定代理人にだまされた被害者として、
個人情報を流出させるほうが、
行政の責任回避という意味で、ましという判断だと思われる。

 

ほんと、大丈夫かよ、総務省。
まあ、大丈夫じゃないから、でっち上げDVによって、
DV等支援措置が悪用されまくってるんだけど・・・。

 

しっかりしてくれ、総務省。
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