損害賠償の請求理由が不明瞭なので詳しく書けと裁判官からの指示。
法の解釈を誤った不当な取り扱いによって被害をこうむっているので、
事実自体は淡々としたものです。
差別的な発言とかは受けてないんですよね～。
そういうのを期待してたんだろうな～。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
平成２７年（行ウ）第○○号 公文書不開示決定処分取消等請求事件
原告 ○○○○
被告 田川市
上申書
平成２７年１０月○○日
福岡地方裁判所第１民事部合議A係 御中
原告 ○○○○
お尋ねの請求の趣旨第５項の経緯についてお答えします。
１．平成２６年８月○○日
保育所における保育状況に関する情報提供について、かねて電話で問い合わせをし、田川市役所で検討してもらっていたところ、
娘から監護親による児童虐待について訴えを受けていたので、
平成２６年８月○○日に田川市役所に赴き、
田川市役所子育て支援課の○○氏及び○○保育所の○○所長と面談した際に、
娘が監護親による児童虐待の被害を訴えている様子や
監護親の元に帰りたくないと訴えている姿をビデオで動画を見せたり、音声を再生したりして、
児童虐待について注意を喚起し、虐待について生活指導してほしい旨を伝えた。
そして、田川市役所側に現状を説明するために家庭裁判所で作成された夫婦間の調停調書のコピーを交付する。
田川市役所としては、監護親の同意がないから情報提供等は、できないと言う。
しかし
非監護親権者に情報提供を禁止する法律はないこと及び
優先すべきは、監護親の意向よりも、子供の利益である旨を伝え再考を促す。
トラブル回避のために運動会、遠足、授業参観等から一律、非監護親権者を排除するのは、子供の利益に反している旨を伝える。
田川市役所は監護親の元代理人弁護士に事情を確認したいとのことなので、了承した。
２．平成２６年９月○○日
前回の面談以降、連絡がないので、経過報告を聞きに行く。
聞きに行かなければ、そのまま放置していたと思われ、田川市役所のずさんな対応がうかがわれる。
田川市役所の見解としては、監護権が奥さんにあり、監護親の同意がないと、情報提供できないので、夫婦間で話し合いをしてほしい。
つまり、関わり合いになりたくないということである。
しかし、情報公開の理念に基づく情報提供は、原告と被告の問題であるから、被告は当事者であり、関わり合いになりたくないというような第三者の立場ではない。
トラブル回避のために監護親の同意を取り付けることについては、理解できるが、同意がないからと言って、非開示とするようなことは法の規定にはない。再考を促す。
９月は議会で忙しいので、情報提供に関する再考については一か月後に返事をするとのこと。
３．平成２６年１０月○○日
前回の面談以降、連絡がないので、経過報告を聞きに行く。
聞きに行かなければ、そのまま放置していたと思われ、田川市役所のずさんな対応がうかがわれる。
田川市役所の顧問弁護士とも相談の結果、監護親の同意がないと情報提供できないことを公式見解とする旨を伝えられる。
よって、同日、原告は、被告に対し、本件公開条例第５条の規定により、
「請求者の子である○○○○が○○○○保育所へ入所後に保護者に対して交付した全ての書面（保育所便り等）及び
保育所で管理している○○○○に関するすべての情報（身長や体重の増減、日報、写真、映像等）」
（以下「本件公開対象情報」という。）
について、開示請求
（以下「本件公開請求」という。）
を行うに至る。
４.利息の起算日
請求の趣旨第５項において利息の起算日を２０１４年１０月○○日からとしているのは、請求の趣旨第１項の情報公開請求の日付であるからである。
ただし、親権者に対して情報提供をしないという親権に対する侵害は、それ以前から継続的に行われている。
５．まとめ
親権者に対しての情報提供にあたって、監護親から事情を聴くことはあってもよいが、監護親の意向に左右されるような問題ではない。
しかし、情報公開請求に対する部分開示決定すなわち一部非開示は、非監護親の同意がないことを理由としていることは情報公開請求に至る経緯からも明らかである。
再考を再三促したにもかかわらず、不当な取り扱いを改めることはなかった。
監護親はあくまでも未成年者の身の回りの世話をするだけであり、共同親権を排除する権能は有しない。
このような不当な扱いにより原告は被告から親権を剥奪された扱いを受け、
民法第８２０条による、子の「生命、健康、生活又は財産を保護する」権利及び義務の遂行を十分に果たせていないことにつき多大な精神的苦痛を受けており、
その侮辱とストレスと時間的な損害を総合するとその対価は金銭にして１６０万円を下らない。
従って、１６０万円を損害賠償として請求するものである。
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法の解釈を誤った不当な取り扱いによって被害をこうむっているので、
事実自体は淡々としたものです。
差別的な発言とかは受けてないんですよね～。
そういうのを期待してたんだろうな～。
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平成２７年（行ウ）第○○号 公文書不開示決定処分取消等請求事件
原告 ○○○○
被告 田川市
上申書
平成２７年１０月○○日
福岡地方裁判所第１民事部合議A係 御中
原告 ○○○○
お尋ねの請求の趣旨第５項の経緯についてお答えします。
１．平成２６年８月○○日
保育所における保育状況に関する情報提供について、かねて電話で問い合わせをし、田川市役所で検討してもらっていたところ、
娘から監護親による児童虐待について訴えを受けていたので、
平成２６年８月○○日に田川市役所に赴き、
田川市役所子育て支援課の○○氏及び○○保育所の○○所長と面談した際に、
娘が監護親による児童虐待の被害を訴えている様子や
監護親の元に帰りたくないと訴えている姿をビデオで動画を見せたり、音声を再生したりして、
児童虐待について注意を喚起し、虐待について生活指導してほしい旨を伝えた。
そして、田川市役所側に現状を説明するために家庭裁判所で作成された夫婦間の調停調書のコピーを交付する。
田川市役所としては、監護親の同意がないから情報提供等は、できないと言う。
しかし
非監護親権者に情報提供を禁止する法律はないこと及び
優先すべきは、監護親の意向よりも、子供の利益である旨を伝え再考を促す。
トラブル回避のために運動会、遠足、授業参観等から一律、非監護親権者を排除するのは、子供の利益に反している旨を伝える。
田川市役所は監護親の元代理人弁護士に事情を確認したいとのことなので、了承した。
２．平成２６年９月○○日
前回の面談以降、連絡がないので、経過報告を聞きに行く。
聞きに行かなければ、そのまま放置していたと思われ、田川市役所のずさんな対応がうかがわれる。
田川市役所の見解としては、監護権が奥さんにあり、監護親の同意がないと、情報提供できないので、夫婦間で話し合いをしてほしい。
つまり、関わり合いになりたくないということである。
しかし、情報公開の理念に基づく情報提供は、原告と被告の問題であるから、被告は当事者であり、関わり合いになりたくないというような第三者の立場ではない。
トラブル回避のために監護親の同意を取り付けることについては、理解できるが、同意がないからと言って、非開示とするようなことは法の規定にはない。再考を促す。
９月は議会で忙しいので、情報提供に関する再考については一か月後に返事をするとのこと。
３．平成２６年１０月○○日
前回の面談以降、連絡がないので、経過報告を聞きに行く。
聞きに行かなければ、そのまま放置していたと思われ、田川市役所のずさんな対応がうかがわれる。
田川市役所の顧問弁護士とも相談の結果、監護親の同意がないと情報提供できないことを公式見解とする旨を伝えられる。
よって、同日、原告は、被告に対し、本件公開条例第５条の規定により、
「請求者の子である○○○○が○○○○保育所へ入所後に保護者に対して交付した全ての書面（保育所便り等）及び
保育所で管理している○○○○に関するすべての情報（身長や体重の増減、日報、写真、映像等）」
（以下「本件公開対象情報」という。）
について、開示請求
（以下「本件公開請求」という。）
を行うに至る。
４.利息の起算日
請求の趣旨第５項において利息の起算日を２０１４年１０月○○日からとしているのは、請求の趣旨第１項の情報公開請求の日付であるからである。
ただし、親権者に対して情報提供をしないという親権に対する侵害は、それ以前から継続的に行われている。
５．まとめ
親権者に対しての情報提供にあたって、監護親から事情を聴くことはあってもよいが、監護親の意向に左右されるような問題ではない。
しかし、情報公開請求に対する部分開示決定すなわち一部非開示は、非監護親の同意がないことを理由としていることは情報公開請求に至る経緯からも明らかである。
再考を再三促したにもかかわらず、不当な取り扱いを改めることはなかった。
監護親はあくまでも未成年者の身の回りの世話をするだけであり、共同親権を排除する権能は有しない。
このような不当な扱いにより原告は被告から親権を剥奪された扱いを受け、
民法第８２０条による、子の「生命、健康、生活又は財産を保護する」権利及び義務の遂行を十分に果たせていないことにつき多大な精神的苦痛を受けており、
その侮辱とストレスと時間的な損害を総合するとその対価は金銭にして１６０万円を下らない。
従って、１６０万円を損害賠償として請求するものである。
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