北朝鮮による拉致問題における拉致問題啓発ポスターの謎。

平成26年11月14日に作製した新しいポスターです。
コレコレ
とある市役所に貼ってありました。
ちなみに、
他にもココ にいろいろあります。

この新しいポスターを見ていて思うところがありました。

前から思っていたことですが、
国内の拉致問題(片親による連れ去り問題)は、
放置どころか助長しておいて、
北朝鮮拉致問題を語られてもな~。
なんか、まるっきりやる気を感じられません。

さらに今日は、
このポスターの下部に、
「日本政府は、北朝鮮に対し、
認定の有無にかかわらず
全ての拉致被害者を
一刻も早く帰国させるよう強く求めています。」
とのコメントを発見しました。

何が言いたいの?

日本政府はすでに北朝鮮に対して、交渉しているわけでしょ。
我々の寄付が必要なわけでも、選挙における一票が必要なわけでもない。
このポスターの趣旨は何なんだ?
我々民間人に、デモ行進でもさせたいのか?

そこで、上記コメントに立ち戻って考えてみるに、
思い当たったのは、
「こりゃ、単なる言い訳だな」ってこと。
北朝鮮拉致問題について、おそらく問い合わせの電話が入るのだろう。
窓口がわかんないから、
とりあえず市役所や県庁など身近なところに問い合わせの電話が入る。
すると、電話を受けた公務員の業務が中断される。
そこで、「ちゃんとやってますよ」とポスターで告知することで、
問い合わせ電話自体を無くし、
さらに、ポスターの下部に、問い合わせ先電話番号を記載して、
窓口を一本化することで、
公務員の業務を中断させないようにしようって魂胆ではなかろうか。
まあ、それ自体は別に悪いことではないし、必要なことでもあると思うが、
「啓発」って言うのとは、ちょっと違うんじゃないかな~。

このポスターを連れ去りに流用すればこんなかんじかな。
「必ず取り戻す!」
「拉致(連れ去り)」
「連れ去り被害にあった非監護親は、
日本政府、国会および裁判所に対し、
子の福祉に反する証拠がある場合を除き、
全ての連れ去り被害児童を
一刻も早く帰宅させるよう強く求めています。」

ま、私が求めているのは共同監護だから実際はちょっと違うけどね。

津川雅彦さん。こっちの拉致にもコメントくれませんか~。