読んでみた「離婚 上・下」著 和久 峻三
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私の話だけど、結局、離婚調停の不成立だけで事が終わってしまい、
離婚裁判は数年後に延期されたようなので、
離婚裁判の雰囲気を小説で味わってみた。
本当は傍聴できればいいんだけど、
田舎だとなかなかそういう機会もない。

この本では、夫が、資産家の跡取り息子で、DV警察官なので、
妻側弁護士は多額の財産分与と慰謝料を請求していた。
ヒロインの妻は何もいらないから早く離婚したいというスタンス。
まあ、話としてはありがち。
しかも、夫が悪で、妻は善良という勧善懲悪パターン。
現実にはお互い様がほとんどだと思うけどね。
しかし、弁護士ってやっぱりたちが悪いね。
偽証を唆したり、裁判官にも平気で嘘を言う。
駆け引きなんて言って正当化してるけど
ろくでもない。
証人尋問は参考になったけど。、
物語としてはあっさりした感じ。
なんせ、勧善懲悪だから、リアリティーがない。
子供向けって感じ。