自己啓発本は薬と似ている。

読み手に、適量で適切な内容であれば、
いい効果が出るが、
見当はずれな内容であったり、
過剰であったりすれば、
毒になる。

そういう意味では、
個人面談、問診の上、適当な自己啓発本を処方する人が居てもいい気がする。
というか、本来は、オーダーメイドの生き方指南をするのは、カウンセラー的な人の仕事と思うんだけど、
料金が高すぎたり、
効果の保証が全くないので、
一般庶民向けに、本という格安なお薬があるともいえる。

しかし、
うつ病のような人に向けて書いた、「楽に生きよう、自分に優しく生きよう」というような本を、
元気いっぱいの自己中心的な人が読めば、どうなるか?。
そういう人には、「気を使って少しくらい我慢しよう」という本の方が適当だろう。
本屋で本を選ぶということは、
自分で薬を選んでるようなものなので、
自分の症状をよくわかってる人でないと、とっても危険。

なかなか難しいね~。