先週に引き続き10時間面会交流(2月23日、日曜日)

監護権を失うことと引き換えに手に入れた月2回の10時間面会交流。
月2回なので、3月からは第2、第4日曜で、隔週の話なのですが、
2月初旬に合意したため、
今月は、16日、23日と連続の面会交流になりました。
面会交流が毎週だったらこんなかんじなんだな~と思うと感慨深いものがあります。
毎週なら、親子関係はかなり密着できると思います。
実際、一般のサラリーマンなら、子供と遊ぶのは、日曜くらいだと思いますし。
同居してる時とあまり変わらないんじゃないかな。

同居していた時に、
日曜は朝9時から夜7時まで毎週面倒見てなんて言われたら、
当然、怒ります。自分は遊んでおいて夫に子供の面倒を見ろとは何事か!って話です。
同居していたころは、
交互に面倒見てお互い自分の時間を作ってました。
しかし、子供と引き離されると、一日いっしょに居ても全然苦になりません。
楽しいし、時間が足りないと思うくらいです。
不思議なものですね。

今のところ面会交流は順調に行われており、
その点はありがたいです。
ただ受け渡し時に、どうしても、妻も妻の母も笑顔を出せません。
子供の立場に立てない人たちなのでしょうがないことですが、
残念な人達です。

受け渡し場所までは車で20分。
移動時間はもったいない気もしますが、
幸い娘はよくしゃべってくれるので、
とってもいいコミュニケーションの時間になってます。

今日はとっても天気がいいので外遊びが楽しみです。
今日こそは、4か月前まで住んでいた家に連れて行き、
記憶を呼び起こしたい。

実家に着いたら、気の向くままに遊んでいます。
わずか2歳半ですが、すっかり女の子してます。
新しいヘアバンドをつけると、
大きい鏡の前で、
自分がどのように見えるのかを、確認しながら上手に踊っています。
1歳の従弟が来ると、遊具に対する独占欲を発揮して、笑いを誘います。
絵本もとっても上手に読んでくれました。

お昼ご飯を食べて、いよいよ元の家に連れていきます。
今までの経験から、お昼寝してくれないので、
車での移動中に寝てくれたらいいな~という考えもあります。
結局、寝ませんでしたが。

元の家につきましたが、
見たことあるような無いようなという感じで、
遊具を確かめています。

ある程度なじませてから、
散歩につれ出しました。
散歩コースは結構覚えている感じです。
途中、娘が前回のお別れについて言及しました。
「お父さんがバイバイしたねー」
「○○ちゃんが泣き止んだね」
「おかあさんイヤーって言ったねー」
と言ってました。ショッキングな記憶ですよね。
でも、それを言語化できるってことは
トラウマを乗り越えてるってことなのかな?

「○○ちゃん、行くー」とお友達の家に行こうとします。
お友達とその家は覚えているんだ。すごい。
用水路に石を投げ込み音を聞くのが好きなのですが、
残念ながら時期的に用水路には水がありませんでした。
ある程度歩くと疲れたようで、抱っこのおねだりです。
そして、
「新しいおうち行くー」
と繰り返します。
そっか、「新しいおうち」になっちゃったか。
まあ、ある程度、記憶はあるみたいだけど、
言葉で表現すると、そうなっちゃうか。
いったん、家に戻り、実家に戻ろうとしますが、
また、散歩に行くと言い出します。
今度は、河川敷へ。
そこで、娘は川に石を投げ込めることに気づきました。
さっき、できなかった石ポッチャン遊びを始めます。
これが止まらない。
「まだするー」の繰り返し。
結局、疲れるまでやり続けました。
すると、河川敷に、
さっき会えなかったお友達の○○ちゃんらしき子供が居ました。
会いに行ってみると、結局人違いでしたが、
幼い4人兄弟で、お花摘みをして、一緒に遊びました。
お母さんが連れてきてたのですが、
子供たちは私にも積極的に人懐っこく話しかけてきてくれたので、
こんな天気がいい日にお父さんは来てないなんて、
もしかして母子家庭なのかな~とか思ったり。

4兄弟たちとの別れ際に、娘が、
楽しかったね~。とか、
来てよかったね~。とか、
お友達との交流をとっても喜んでいたのが、
今日の一番いいシーンでした。

実家に向かう車中で、やっと、眠りました。
実家についても、寝てます。
車から降ろす時に、いったん目は開きましたが、
布団に寝かすと、そのまま寝付きました。
今日は、かなり体を動かしたからな~。
やっぱり、子供には外遊びさせないとな~と思いました。
もっと、眠っていたいのでしょうが、
面会交流の時間制限もありますし、
夜に眠れなくなっても困りますので、
ちょっかい出して起こしました。
結局、2時間くらい寝てたな。

夕食を楽しく食べてます。
従弟が娘の遊具を使っているのを見て、最初は焼きもちを焼いてましたが、
従弟が何度も「あ~」と発声するのを聞いて、
そのたびに、笑っています。

帰りの車中ではしまじろうのDVDを楽しんでました。
受け渡し時間の30分前くらいに受け渡し場所について、
娘にお別れの気持の準備をさせてました、
「お母さんがお迎えに来るよ」とかいって。
やっぱり、
「お母さんイヤ」
「じいちゃんばあちゃんち行く」
が出ます。

今回も心配だな~と思っていましたが、
時間になると、妻がさっそうと現れました。
リュックを手渡そうとすると、
妻は勢いよくひったくろうとするので、
つかみ損ねて、リュックを叩き落とす結果になりました。
それを見て、娘に緊張感が走ります。
せっかく楽しい一日だったのに、
なんでこんなことができるんだろう。
まあ、妻にしてみたら、
やきもきしていたのかもしれないけど、
せめて娘の前でくらい、演技ができんかな~。
娘のフォローに、夫婦で、違うんだよ、大丈夫だよ、と近寄ります。
そのとき、妻が、さっと抱きかかえて、歩き出しました。
娘は、さっきのショックと、
急なお別れで呆然としています。
ただ、妻は、抱っこして連れ去っているので、娘の顔はこっちを見ており、
呆然とした表情ですが、お互いバイバイはできました。
まあ、泣き叫ばれるよりは、よかったのかな。
結果オーライだなと言う感じです。

まあ、娘は頭がいいので、
「お母さんイヤ」とは言いつつも、
しょうがないことなんだということは理解できてるような気がします。
先日のお別れも自分なりに消化していたようですし。