先日、友達数人と

「フルカワミキのソロアルバムの宣伝トラックが走ってる!あれってどうなのよ?」

と、話に花が咲きました。


その翌日、ちょうどいいタイミングで渋谷で見かけました。

アイドルでもないのに・・・と、

作品を疑ってしまいそうになり、その足で買いに走りました。


それが、予想を反してのサイコ~な作品でした。


初回限定のジャケデザインも面白いです。

広げると六角形になる。おまけにキラキラ。

まさしく「Mirror」


ロックも打ち込み系も全部それなりにやってきたよ~

という末期スーパーカーをそのまま踏襲しつつも、

あの頃の退廃的な空気はないです。

開放的で、ハッピーな雰囲気がします。

しかも、どれもこれも中途半端な安物という感じがせず

ロックはロックで、ダンスはダンスで仕上がっている。


そして、

ミキちゃんの歌唱力が格段にアップしてます!


解散劇は泥沼でしたからね。。。

本屋でジャパンを立ち読みして、友達にメールしまくりました。


さて、そんな泥沼でラストを迎えたスーパーカー。

彼らって、

実は90年代終わりの音楽シーンの鍵を握っていたのではないのかと

最近ふと思います。


私は、ミキちゃんと同学年なのですが、

同世代の友達と音楽の話をすると、未だに名前に必ず上がるのが

彼らの名前。


当時あれほど売れたドラゴンアッシュや椎名林檎でもなく。

まあ、スーパーカーもそれなりに人気ではありましたが。


どれだけセールスを売り上げたということではなく

どれだけヒトの心に根付くことができるか。


それが音楽にとって一番大切なことであるということを、

証明してくれてるような気さえしてくる。


彼らの前にいた、

みんなのココロに強烈に残るような同系列のロックバンドって、

たとえばブルハとかユニコーンとかだと思う。


でも、

ブルハやユニコーンと違うのは、

陰鬱な印象で、決してブリリアントなイメージがないこと。

そして、

支持者が圧倒的に同世代だということ。

ちょっと上だったり、ちょっと下だったりする人が聴き入ってるという

のはあまり聞いたことがない。


同じ時代を駆け抜けたこと。

青春を同時期に過ごしたこと。


だから、ココロに残るのだろうか・・・。

なんて考えてみる。


ちなみに、マイリサーチで一番の人気は

「Planet」「Sunday people」がいい勝負。

次点、

「Creamsoda」「Lucky」へと続く。


私は、

「Hello」が好きです。

「Lucky」は、コード進行が死ぬほど好きです。

あのメロディラインが、当時大学へ行くために毎日乗っていた

小田急線を思い出させるのです。


最後に暴露。

でも当時はスーパーカーはそれほど好きではなかった。