グアスタビーノ ソナチネ | ゆっきー王国の休日

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久しぶりの投稿ですが、今度弾く曲の解説をしてみたいと思います。

アルゼンチンの作曲家Guastavinoのsnatina。
アルゼンチンの作曲家といえば、ヒナステラが有名ですが、それとは対称的な作曲家です。
調性で和音も美しかったり、メロディが綺麗だったり、という感じでロマンティックです。

今日は楽譜がついてる動画なのでこちらを参考に考えてみたいと思います💡



こういうまだ知られていない、楽譜の入手困難な作品は、動画があると参考になって助かりますよね💡
ただ、誰が弾いてるのかよくわかりません。なにかのライブ演奏の音源なんじゃないかと思います。

音楽の持っていき方などについてピックアップして考えてみたいと思います。音の間違えなどは指摘しません。

<2楽章>
5小節目、
3/4になる変拍子のところ、ritが書いてあるのに速くなっているのが違和感です。
27小節目からaccel.の指示で速くなっているから、34小節目辺りからallarg.の指示で遅くなるのは良いですが、37小節目からのtempoプリモの意味は、元の(遅い)テンポに戻るという意味だから、速くなるのはおかしいですね。
tempoプリモのテンポに向けてゆっくりしていくのが良いと思います。
この3/4の変拍子になるところは、左手のメロディにアクセントが付いていますが、恐らく何か郷愁のような、呼び寄せるようなイメージのメロディではないかと私は解釈してます。
なので、変に速くなるのはおかしいと思っています…。

<3楽章>
31小節目から変わったリズム感でメランコリーなメロディが始まる。
ちょっとリズム感に目がいってしまったのか、テンポが速くてせっかくの良いメロディが勿体ないと思ってしまいます。。
45小節目のブランクも大切にしたいです。
92小節目から2/4の変拍子になるけど、ここもテンポ変わってしまって、リズムがおかしいと思います。ここは文字通り1小節2拍で拍を取らないとリズムに乗れないと思います。そんな訳で最後のリズムが崩れちゃったのも勿体ないですね。

気になるところをあげましたが、
全体的にラテン的な感じにこなれた演奏で、素敵な感じなので、動画を聴いて弾いてみたい🎶と思う人が現れそうですよね💡
楽譜は、カマクラムジカで取り寄せれることになってるんですが、アルゼンチンからの郵便事情はかなり厳しいみたいです。
アルゼンチンの出版社に注文して、半年かかっても届かない、みたいな感じみたいです。
なので、在庫のある時に買わないと、なかなか手に入らない感じですよ💡