楽譜の抜け道を見つけることです。
基本的には、作曲家が指示したことは、
無視することが出来ません。
書いてあることから、点と点を線で結ぶようにして、描いていきます。
でも、たまに、選択肢の幅がある場所があります。
例えば、f指示から次のpまでの間を、ディクレッシェンドで繋ぐか、急にsubito pにするか、など、指示が無ければ、どちらでも許されると思います。
そんな小さな抜け道を見つけて、自分なりの解釈を作り出していく、
そういう作業がとっても好きです。
小さな、わたしの自由。
こんな演奏解釈あったんだ、
そんな風に思ってもらえれば、本望です。
特に、私が今回レコーディングしたキューバ舞曲集は、全曲通して、非常に指示が少なく、また、楽譜自体のミスもあり、若干信憑性に欠けます。
そこを、読み解いて、許される自由を表現することが、この上無い幸せでした。
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