2025年9月10日、ユタ州のユタ・バレー大学で講演中だった保守派活動家 チャーリー・カーク(Charlie Kirk) が射殺されるという衝撃的な事件が起こりました。容疑者は22歳のタイラー・ロビンソンで、その場で逮捕されたと報じられています。
チャーリー・カークは、ドナルド・トランプ前大統領の親しい盟友であり、保守系団体 Turning Point USA の共同創設者として知られる人物です。トランプ氏も追悼メッセージを Truth Social 上で発表し、彼を「伝説的な人物」と評しました。
大学キャンパスとエリート批判
カークはかねてからアメリカの大学キャンパスを「左翼の洗脳の巣窟」と批判してきました。特にハーバードやプリンストンといったアイビーリーグ出身(ハーバード、プリンストンみたいな有名私立大学)のエリート層や大学教授との対立姿勢で知られていました。
彼自身はベイラー大学を1年あまりで中退し、それを「エリートではない普通のアメリカ人の代表」としてアピール。学生や教授と直接討論し、徹底的にぶつかるスタイルは多くの支持と批判を集めていました。
庶民にとっての“英雄像”
大学に通えなかった人や、経済的事情で学歴を持たない人からすれば、チャーリー・カークは「自分たちの代弁者」のように映ったかもしれません。エスタブリッシュメントやエリート層への反発を体現する存在だったのです。
日本政治への示唆
この「エリート支配層への反発」はアメリカに限られた話ではありません。日本の政治においても、官僚や政治家の多くが、子どものころから裕福で教育もしっかり受けた東大出身で、裕福な家庭環境に育った人らが占めています。そんな官僚たちが、われわれ庶民の生活や、母子家庭で苦労し大学までいけていない人や、かりに大学まで行けたとしても奨学金の返済で苦しむ人などの実態を必ずしも理解しているとは言えません。
結果として、こうしたエリート層が政治を担うことで、高額な税金や庶民に負担を強いる政策が当然のように進められてしまう現状があります。エスタブリッシュメントに抗う存在が日本には見当たらないという点は、考えさせられる課題です。

