かつてCIAが秘密裏に取り組んでいた「リモートビューイング(遠隔透視)」をご存知ですか?リモートビューイングとは?その歴史、CIAとの関係、そして実際にどのような使われ方をしていたのか
リモートビューイングとは?
リモートビューイング(Remote Viewing)は、物理的にその場にいないにも関わらず、遠く離れた場所や対象を“見る”ことができるとされる超感覚的知覚の一種です。これは一種の超能力であり、1970年代から1990年代にかけて、アメリカの情報機関によって本格的に研究・運用されてきたそうです。
リモートビューイングの特徴
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超常的な透視能力を用いて情報を取得する手法
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意識を集中し、瞑想的な状態で対象にアクセス
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スケッチや言語化を通じてビジョンを記録
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実践者(ビューアー)は対象について何も知らされずにセッションを開始
リモートビューイングとCIAの関係:スターゲイト計画
1978年、CIAはアメリカ国防情報局(DIA)やスタンフォード研究所(SRI)と協力し、"プロジェクト・スターゲイト(Project Stargate)"を始動。このプロジェクトでは、リモートビューイングを情報収集手段として用いる可能性が模索されました。
スターゲイト計画の目的と概要
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ソ連が同様の研究を進めているとの報告を受け、対抗策として着手
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軍事施設、兵器配置、外交会議などの視覚化を試み
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約20年にわたり研究・実践されたが、1995年にプロジェクトは終了
最新ニュース:リモートビューイングで「契約の箱」を探していた?
2025年初頭に公開された非機密文書によって、CIAが1988年にリモートビューイングを用いて「契約の箱(Ark of the Covenant)」の捜索を試みていたことが明らかになりました。
文書の概要とセッション内容
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ビューアー#32が中東の地下空間にある箱状の物体を視認
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木や金属、神秘的な存在(守護者)を伴ったビジョンを報告
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実際の発見や物的証拠は提示されていない
このセッションは、「Sun Streak」プロジェクトの一環とされ、正式な軍事訓練として行われたものでした。関係者によれば、あくまで実験的な内容であり、科学的な裏付けはありません。
リモートビューイングは今でも使われている?
スターゲイト計画終了後、CIAを含むアメリカ政府機関では公式なリモートビューイングの実施は確認されていません。しかし、民間や一部の研究者の間では「意識開発」「直感トレーニング」の一環として行われており、セミナーや教材も流通しています。
主な現代的活用例
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失踪者の捜索サポート
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古代遺跡の探査
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個人の直感能力トレーニング
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瞑想的なセルフリーディング
リモートビューイングの信頼性と科学的評価
科学界では、リモートビューイングの有効性には懐疑的な見方が支配的です。
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再現性の欠如
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主観的報告に依存
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科学的方法による証明が困難
とはいえ、20年以上も国家プロジェクトとして継続された点は、興味深い事実です。
リモートビューイングは幻か、それとも未解明の可能性か?
CIAがかつて本気で超能力を情報収集に使おうとしていた事実は、まさに現代のミステリーです。科学的に裏付けがないとはいえ、公開文書や元関係者の証言からは、真剣に取り組まれていた様子が伺えます。
今後、意識研究や量子論の発展により、リモートビューイングの真価が再評価される日が来るかもしれません。

