Pythonでデータの可視化といえば、真っ先に思い浮かぶのが matplotlib ライブラリ。その中でも matplotlib.pyplot は、グラフ作成に欠かせない超定番モジュールです。
今回は、特に2次元の等高線グラフを描くために使われる plt.contour() の基本的な使い方と、カラーマップ(colormap)を使ったスタイリング、そして matplotlib のインストール方法まで、わかりやすく解説します。
✅ matplotlib.pyplotとは?【超基本】
matplotlib.pyplot は、Pythonでグラフを描画するためのインターフェースです。棒グラフ、折れ線グラフ、ヒートマップ、等高線図など、様々なビジュアライゼーションを簡単に作ることができます。
✅ plt.contour() とは?どういうときに使う?
plt.contour() は、2次元のスカラー場に対して等高線(contour lines)を描画する関数です。例えば、地形の高さ、温度分布、電場の強さなど、値の変化を線で表現したいときに使います。
plt.contour(X, Y, Z, cmap='coolwarm')
ここで X, Y は座標の格子、Z はそれぞれの点の値、cmap は色のスタイル(colormap)です。
✅ matplotlibのインストール方法【pip & conda対応】
matplotlib.pyplot を使うには、まず matplotlib をインストールしましょう。
pipを使う場合(多くの人はこちら)
pip install matplotlib
import matplotlib.pyplot as plt
✅ 実例で理解する:等高線グラフを描いてみよう
import numpy as np import matplotlib.pyplot as plt # データ作成 x = np.linspace(-3, 3, 100) y = np.linspace(-3, 3, 100) X, Y = np.meshgrid(x, y) Z = np.sin(X) * np.cos(Y) # 等高線図を描く plt.contour(X, Y, Z, levels=10, cmap='coolwarm') plt.colorbar() plt.title("contour plot") plt.show()
このコードでは、Z = sin(X) * cos(Y) という関数に基づいて、等高線がカラフルに描かれます。色は 'coolwarm' を使っていて、青から赤へのグラデーションで数値の変化が視覚的に分かりやすくなっています。
✅ cmap='coolwarm' って何?【カラーマップの選び方】
cmap='coolwarm' は、色のスキーム(カラーマップ)を指定しています。
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青 → 白 → 赤 のグラデーション
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中間(ゼロ付近)が白く、正の値が赤、負の値が青で表示される
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科学データや統計データの視覚化にぴったり
他にもたくさんのカラーマップがあります。よく使われるもの:
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'viridis'(デフォルト) -
'plasma' -
'inferno' -
'jet'(昔からあるが最近は非推奨)
確認方法はこちら:
import matplotlib.pyplot as plt plt.colormaps() # matplotlib 3.4以上
✅ plt.contour()とplt.contourf()の違い
| 関数 | 機能 |
|---|---|
plt.contour() |
線のみの等高線図 |
plt.contourf() |
塗りつぶされた等高線図 |
より視覚的に見やすくしたい場合は contourf() を使ってみましょう!
✅ おわりに:Pythonで可視化する力を育てよう
plt.contour() を使いこなせるようになると、2次元データを効果的に視覚化できるようになります。温度の分布、地形の起伏、関数のグラフなど、多くのシーンで役立ちます。

