8月も、もう4日も過ぎたとも言える。

 7月のバタバタだったことよ。思いがけないこと

 の連続だったわぁ。

 父の入院やら、知人の発病、、

 思えば、隠れていたものが現れたということか。

 何でも意識できるような前兆などはなくて、

 不意にやってくるのよね。そして、ふーっと、

 息を吐いて思い返せば、そこにも波長の微妙な

 変化があったのかもしれない。

 などと思うと、時の過ぎゆくことの寂しさが

 込み上げてくるわ。

 これが人生ね。


 そのような、

 日々のありがたい癒しは、四季の移ろいだ。

 常夏の国が素晴らしくても、春から夏はやって

 来て、秋に移ろわなければ。

 冬こそ醍醐味であり、癒しなのかもしれないわ。


 この酷暑の中だから、懐かしがるのかしら。

 木枯らしの吹く外を尻目に、燃料の燃える匂いに

 鼻をヒクっとさせて、ぬくぬくの毛布に潜る

 にゃんこに憑依して安心安全のしあわせに浸る。

 こんなしあわせが世界に満ちればいいのにと

 思う。


 今日は旧暦の七夕だけど、雨模様。昔、雨天だと

 牽牛と織女は会えないと聞いたことがあるけど、

 それはないわねー。地球の雨が何の関係があり

 ますかいな。会ったらいいの。

 彦星はわし座の一等星アルタイル、織姫はこと座

 の一等星ベガ。その間には天の川。

 そして、14.4光年の隔たりだそう。遠いよね。

 でも、宇宙に隔たりも遠さもないのでは。

 かさざき鳥が、何千万羽もやってきて橋を渡す

 そうじゃないの。

 

 なんでかさざきなのかな。。

 などと、思いつつ8月。

 まだまだ続く猛暑の日々も、愛おしいのだな。



 だよねニコ