今日は、お友達ががやってくる!
ポコが昔からお世話になっているおばさんが、ついに伊賀に!
東京を去るときは、ペコ太と二人しばらく下宿させていただいたり、
お餅やわかめを送っていただいたり、ありがとうございます。
かく言うおばさんは、実は学生です。
先日国家試験を受けられ(ほんとにお疲れ様)、昨日からみんなで伊勢に卒業旅行だそうです。
2日目の今日は終日フリーということで、近鉄に乗って伊賀へお越しいただきました。
ポコはお仕事ゆえ、ペコ太が駅までお出迎え。
小雨が降る中、おばさんが到着。
「ごぶさたしてます」
3年半ぶりの再会です。
「だいぶ農家が板についてきたって感じね」
市内に向かう車の中で、しばし歓談(学校にはいろんな生徒さんがいるそうです)。
おばさんの今日のテーマは、「お菓子街道」と「畑訪問」とのこと。
「お菓子街道」というのは、和菓子屋さんが多い伊賀ならではの企画。
5枚綴りクーポン(\630)を買うと、20件の和菓子屋さんの中から5件選んで味見ができます。
「和菓子屋のはしごなんてステキ!」
おばさんの期待がふくらみます。
もう1つは、野楽暮の畑の見学。
去年野菜を少し送って食べていただいて、美味しかったので(ありがとうございます!)、
どんな畑か是非見てみたいとのこと。
車を止めて、まずはお城のある公園へ。
日本一の高さの石垣の上から伊賀の街を一望できます。
「お城があって、街、田んぼ、山って広がっていく・・・私ここは初めてだけど、なんか落ち着きますねぇ」
公園内をぐるっと歩いて、いざ街中へ。
いろんな人から合格お守りをもらったり、アドバイスをいただいたりしたそうで、
その人たちに是非お土産を買って帰りたいのだそうです。
まずは、漬物屋へ。
名物の養肝漬(紫蘇の実入りの瓜のしょうゆ漬け)を6パックご購入。
その向かいの町家に飾ってあるお雛様を拝見しました。
(街中のあちこちで飾る「城下町のおひなさん」の開催中でした)
「町並みがきれいで、落ち着きがあるわねぇ」
↑酒屋のはしもとでみたお雛さん、横に小さな八海山の金銀ボトルが。。。
↑カフェわかやの横の階段で。幼稚園生が牛乳パックで作ったらしい。
続いて、ポコが昨夜書いたお勧めリストに載っている、かたやき屋さんへご案内。
「あっ、よかった~、焼きたてもたべられますよ」
ちょうどかたやきを焼いているところでした。
お土産に4袋と、この焼きたて(柔らかくて、ほっこり!)をご購入。
「あっ、私この味好きです!」
「お昼どうしましょうか?」
ポコのお勧めは、田楽と牛丼と洋食。
「牛丼いいわねぇ!」
ということで、お肉屋さんがやっているお店に。
「うーん、いい香り!柔らかくって美味しいわ!」
と、ご満悦の様子(ファーストフードの牛丼とは全く違います!)。
食べながら、バジルの話に。
去年おばさんがもらったバジルでバジルソースを作ったところ、ご両親にもウケたとか。
野楽暮でも、去年はバジルがいっぱい出来たので、
バジルのお好み焼き(具の1/3がバジル)を食べたり、バジルパンを焼いたり、
バジル酒を造ったりしたことをお話したら、大ウケでした。
「ほんとっ、香りがいいのよねぇ」
おぉーっ、もう14時を回ってる!
話は尽きませんが、急がねば、和菓子屋が待っている。
歩いて2~3分で和菓子屋に。
チケット1枚目でおまんじゅうを。
「おいしい。けど、この後回れるかしら・・・」
おばさん、さっきの牛丼が効いているようです。
また歩いて2~3分、天神さんの脇の和菓子屋さんを通り過ぎて、
「ここがポコのおすすめなんですよ。」
天神さんの裏の和菓子屋さんへ(今日おばさんが見た和菓子屋さんは、これで6軒目)。
でっちようかん10パックご購入。
「これでよし!畑に行きましょうよ」
雨上がりで水はまだ引いていなかったので、足元に気をつけながら畑に入ります。
カラシナと水菜をちぎってパクリ。
「香りがいいわねぇ、味もやさしいし。」
お料理が得意(ほんとに美味しいです)のおばさんは、野菜や料理の話になると、
いろんなことをご存知で(流石!)、とても楽しいです!
話が盛り上がって1時間半ほど畑にいました。
「畑を見せてもらって、大満足です!」
ポコからメール。
「晩ごはんどうする?おばさんと食べたいね。」
本当は17時過ぎの電車に乗って宿泊先にお帰りになる予定でしたが、
「大丈夫!それより、ポコちゃんに会いたいわぁ!」
ポコが帰ってくるまで、まだ時間があるので、とりあえず、街中へ。
鍵屋の辻(講談で有名な、伊賀越の仇討ち(渡辺数馬・荒木又右衛門と河合又五郎の決闘)の場所)に
立ち寄って、それから、通りの両側にお寺が並ぶ寺町通りに行って、観光終了。
ポコを迎えに駅へ。
「おばさーん!」
「ポコちゃーん!」
車に乗り込んで、向かうは津。
今日の晩ごはんは、3人とも食べたことないのない「津ぎょうざ」。
車中、二人はずーっと話に夢中。
3年半の間にいろんなことがあって、おばさんも大変だったそうです。
1時間ほどで餃子屋到着。
やはりデカい、津ぎょうざ!↓
名物の日氷花餃子↑この網状の羽はぱりぱり♪
でも、あとでどっと満腹になります。
中は小龍包のようでした。
ピータン豆腐と、焼き餃子、青梗菜の炒め物を食べながら、話はどんどん盛り上がります。
最寄の駅におばさんを送ってお別れです。
「今度は、ゆっくり泊りがけで来てね。わたしがいいところいっぱい案内するから」
「そうする!」
短い時間だったけど、おばさんに満足いただけてよかったです。




