今日は、琵琶湖博物館へ行ってきました。

「温故知新 近江の糸と織り」

ペコ太が下見してくれたので、まず安心(ハズレはないはず!)。


朝起きたら、「ええっーーー!」

雪がっつり積もっています、10cm以上。

「車走れるかなぁ・・・」


心配顔のペコ太はさておき、ブランチの準備!

昨日ペコちゃんが買ってくれた精華町のラ・テール・ドールの

ベーグルを焼いて、チェダーチーズを載せてパクパク。

京都・小川珈琲をドリップ(うぅーん、いい香り~)。

お餅を焼いて、味噌汁の残りを温めて、

緑茶を入れました。

あ~、なんとすばらしい洋と和の融合!!!!

今日は、いい一日になりそうやねぇ


「大丈夫かなぁ、雪積もってるし・・・。博物館に行くのに、山道は止めるか・・・」

ベーグルおいしいね。

「山道避けるか・・・よし平らな道で行こう。早めに(国道)1号線に入ろう」

これ、カフェオレに合うね。お雑煮もおいしいね!

*二人の会話は、このようにかみ合っていないのが常である・・・

ペコちゃん、ドンマイかたつむり


米原行きに新調したスタッドレスを履いているので、少々の雪はへっちゃら!

予定通り琵琶湖に向かってGO!


琵琶湖に近づくにつれて雪はなく、あれっ?という感じ。

予定通り、1.5時間で到着。

駐車場の横は琵琶湖、どーんと広がります。

「おぉーー、琵琶湖いいね」

遠州者がいうのも何ですが、近江の景色はいいです。


「祭日やから、人多いなぁ~」

確かに、20人位はいます。


展示は弥生織り→近江上布→絹→綿→浜ちりめんの順に。

ポコが驚いたのは、綿を育てて、自分達で糸を紡ぎ、染めている

方々が、この滋賀には結構いるというところです。


じーーーっくり展示を見ていると博物館の方が話しかけてきました。

今回は週末ということで、展示の真ん中の団欒スペースには、

コタツがおかれ、実際に機織などをされている方で今回の

展示に関わる方々が来ておられるので、どうぞ!


もちろん、ポコとペコ太と二人で早速綿繰りと独楽での糸紡ぎに

挑戦させていただきました。

糸紡ぎは、安房鴨川ではほとんどしなかったので、ほぼ初体験。

これがなかなか難しい。

(ちなみにペコ太さんはこの間糸紡ぎコースを体験したので、

いっぱしの専門家のようなことを隣でごちゃごちゃ言っています。

えらそうやねぇべーっだ!


挑戦させていただきながらいろいろとお話をうかがいました。

なんと、この方達は、「近江はたおり探検隊」の隊員の方々でした。

綿だけでなく、苧麻(からむし)や絹にも挑戦されている方がいるとか。


もちろん、さっそくポコは入隊希望と熱意を伝えました。

そして、よくよくお話を伺うと一人の方は博物館の方で木で出来た民具、

機(はた)や農機具にもお詳しいとか。

前々から農機具にも興味があったポコは、早速農機具についても

質問させていただきました。


そもそも石油燃料の農具が広まったのはつい最近のこと。

昔は、動力は自分が動くか牛や馬などに頼るかでした。

それなら昔の農機具を少し改良して今も使えるんじゃないかな~

と前々から考えていたのです。

今日のこのご縁を大切にもっと研究しようっと!!!

ポコ、頑張ります!!!


野楽暮むかし農機具研究所 所長 ポコ☆イノウエ