美容と健康に 日本の優れた機能食
この前、開放式ストーブの話でさつま芋の食べ方にふれたけど
さつま芋は江戸時代に中国から沖縄へ伝わった。
特に戦後は、作りやすいことから国民の食糧として胃袋を満たしてきた。
今となっては、食糧と言うよりはおやつ、またはおやつ原料としてその用途が変わってきている。
焼き芋や蒸し芋・・・本当はおいしいんだけどオシャレなイメージはわかない。
特にお年頃の女子たちにはとかく敬遠されがちなものなのかも・・・。
千葉県がこのさつま芋の産地だからあえて言う。
さつま芋ってすばらしい機能食なのです。
熱を加えて皮ごと食べることがおすすめです。
ビタミンCはりんごの10倍以上ありカルシウムだって含まれている。
皮には、目の健康に役立つアントシアニン(ポリフェノールの一種)が含まれ、芋の黄色いのはベータカロチン。セルロース、ペクチンと言った食物繊維が豊富で、塩分の代謝促進、血圧などを下げる作用があるカリウムも多く含まれる。
また、単位当たりのエネルギー量も多く、食糧と言う観点から見ても最適な作物なのだ。
戦後の食糧難に国民を支えたわけもよくわかる。
もちろん何でもそうだが、過ぎたるは及ばざるが如し。適正摂取を心がけていただきたい。