農業のまわりにいる人達の頑張り+追伸emaちゃんのこと | 農援団長日記

農業のまわりにいる人達の頑張り+追伸emaちゃんのこと

自給率が四割を割り込んでいるのは皆さんご存知だと思う。

私が、この業界にお世話になってから、いろいろな人達にあった。農産物の販売を頑張っている人達にだ。

昨今は、農産物直売所やマルシェがブーム。

あちらこちらに見られる。


そういうことを考えると、私がこの業界には入った時よりもずっと農業が全面に出てきた感がある。

確実に農産物の販売に携わる人達が増えたと思う。


しかし、販売農家戸数は激減の一途。自給率も低下。なぜなのだろう。


私は、常々大切なのは自給率ではなくて自給力だと言っている。

自給力とは、畑や田んぼ、農家、そして農業に関心を持つ人々の数が軸になる。

大切なのは、どれだけ作れる面積があり、どれだけの人がそこに携われるかで決まる。


現在の食料自給率は、重量、カロリー、生産額などがあるが一般的に私たちが目にするものは総合食料自給率でカロリーベース総合食料自給率=1人1日当たり国産供給熱量(964kcal)/1人1日当たり供給熱量(2,436kcal)から算出される。この算出式だと正直言って、その時々で私たちが口にするものによって変わるのだ。


もう一度念を押すが、大切なのは自給力。すなわち、生き延びられる環境があるかどうかと言う事。


私たちが飼育している鶏の餌のほとんどが国内で生産されたものではない。

それ故に、為替レートやシカゴの穀物相場に敏感である。飼料用穀物は数年前の高騰後、高値張り付きが続く。鶏卵や肉などの畜産物は、飼料原料輸入先である海外の諸国がくしゃみをすると私たちは風邪を引いてしまう状況なのだ。


よく考えて見て欲しい。

私たちでもシカゴの穀物相場に一喜一憂することが「当たり前」の様に思ってしまいがちだが、実は違う。


世界人口の推移を見てもわかるとおり、10億人増えるのに12~13年しかかからない。

現在の人口も70億人に手が届く数字となった。


圧倒的に食べるものが不足する事態が予測されるのだ。

食糧をお金で買える時代は、そう長くは続かないだろう。


いろいろと酷なことを書いたが、冒頭に書いたとおり今私たち農業生産サイドの応援者が増えている。

これhは、すごく頼もしいことだと思う。


農業のまわりにいる達の頑張り―


この流れを流行廃りとせず、継続的にサポートし拡大して行きたいと思っている。




追伸 

なんとなく重い話の後なのですが告知です


アメンバーでもある食学士のemaちゃんが集英社のSPURさんと一緒に仕事をしたそうです。

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どうぞご覧あれ