上の娘がメキシコのテオティワカンに行きたいとずっと言っていて、私を誘うのですがどうもその氣になれなくて
だって生きたまま心臓をささげた神殿に行って、もしもその次元に巻き込まれたどうするのよ
もしくはその時の民とリンクして感情が蘇ってきたらあまりにも切なくないですか
そうこうしているうちにコロナになったし、あとニューヨークに行った時は下の娘が結婚前だったので猫ちゃん5匹の面倒を見てくれたのでよかったけど
今は夫が仕事をしながら1週間も猫ちゃんたちの世話をしてくれるかかなり疑問なので、現地に行くのは保留になっているのです。
私的にはホッとしています
そんなこんなの中での、マヤ、アステカ、テオティワカンの古代メキシコ展でした。
東京国立博物館
ひと通り見終わるまで2時間かかりました。
でもあっというまで、どれもとても言葉にならないほど興味深かったです。
大きなスクリーンにテオティワカンのピラミッドやテノチティトランの大神殿などが臨場感たっぷりに流されていたので
「これで現地に行かなくていいね」
と娘に言ったのですが、本人は
「やっぱり現地で見ないと」
と、まだ諦めていないようです
でも猫ちゃんたちをみんな見送ってからね、と譲歩してくれました。
それなら私も心置きなく現地を楽しめそうです。
むしろ猫ちゃんたちという氣がかりがなければ、私の方がはっちゃけちゃうかも。
マヤの赤の女王のような装飾でなりきり、その時代の情景や感情をリーディングしたり?
行ったら行ったでいろいろと楽しみたいと思ってしまう
古代に思いを馳せると、今いる場所がとてつもなく輝いて見えます。
飢餓、感染症、戦争。
人類はずっとその繰り返しだったのですものね。
今は喉が渇いたらスタバでクリームたっぷりの旬のフルーツの飲み物が飲めます。
オーダーもね、モバイルオーダーなるものを娘がしてくれて並ばずにすぐに受け取ることができます。
本当にここは天国かと思っちゃいますよ。
飢餓、感染症、戦い、生贄、いけにえ、生け贄続きの古代から見ると、ここは何もかもが天国。
海鮮丼
古代メキシコ展はちょっぴり心臓が痛くなったけど、でもそれだからこそ今のありがたさを感じられます。
今、ここにいる、それだけで私はとんでもなくラッキーだ
いま、このときを楽しみましょう。
畏(おそ)れではなく愛を選択していける今いるこの場所に感謝します