今日は11月の第3木曜日。
ということでボージョレヌーヴォー解禁であります。
“古巣”で予約したヌーヴォーが届きました。
去年までは、この時期はヌーヴォーをいかに売るかでてんてこ舞いでした。
そして当日は店舗にいた時はあり得ないくらい忙しく、本部に異動になったあとも店舗へ応援に行き、結局毎年あり得ないくらいの忙しさに見舞われたものだ。
会社を辞めた今、限定のヌーヴォーも心置きなく買える。
写真左の物はモメサン・ヴァンダンジュ。
予約で完売する商品。
しかも毎年、一番早く完売する商品である。
ヌーヴォーとは思えないほど濃厚な味わいが特徴なのです。
そして、もう一つの人気の理由はラベルに一本一本ボトリングナンバーが記されていること。
つまりは世界に1つだけのヌーヴォーなのであります。
写真右のものは今年から販売しているロゼ。
ということで、その味は分からない。
それだけに開けるのが楽しみである。
ちなみにヌーヴォーとは新しいということ。
要はボージョレ地区の新酒ということ。
こんなにヌーヴォーで盛り上がっているのはちなみに日本人だけである。
事実上、世界で一番早く飲めることが理由である。
ニュージーランドやオーストラリアはもっと早く飲めるはずだが、これらの国は自国のワインが世界一だと思っているらしくボージョレヌーヴォーにはほとんど興味を示さない。
さらに本国、フランスでは年月を経て丹念に育てられた繊細なワインを好むため「何故、日本人はあんなにアッサリとしたものを好むのか?」と不思議に思っているそうだ。
つまり、この時期はヌーヴォーのワイナリーにとって日本人はいいお客さんとなっているのである。
語ればまだまだ語れるが蘊蓄はこれくらいにしておきましょう。
今年の“古巣”の売れ行きはどうだろう。
近々、みんなに会いにいってみようかなと思います。