ガイヤの夜明け“新しい働き方”を見て パート2 | 20年以上の倉庫現場経験者が伝える仕事術

20年以上の倉庫現場経験者が伝える仕事術

20年以上の倉庫でフォークリフトを使っての仕事経験を活かした現場で培ってきた仕事術をお伝えします。

少し間が空いてしまいましたが、2週連続企画“新しい働き方・成果主義を超えろ! 、もう雇われない! ”を見てのパート2です。

http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview091103.html  

http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview091110.html  



”もう雇われない”がテーマのようだったが、自分は、協同労働がテーマだったのではとは思える。

確かに、雇われないというテーマには当てはまるが。



共同労働の前に、週末起業家の部分で少し。



今の時代、副業をやっている人も多いはず。

ただ、番組内で紹介されていたタイ焼き屋のような飲食関係でやるのは、個人的には、どうなのだろうかと考えてしまう。



飲食店ほど、競争率が高い業種はないのではないかと思う。

ある程度の人数の常連客が付けば、どうにかやっていけるだろうが、それまでには、相当の努力が必要だと思う。



こう考えるのは、自分の母親が居酒屋と惣菜屋を一度ずつやって、一年でやめてからという経緯があるので強く感じる。



特に番組内で紹介されていたタイ焼き屋は、流行りものを扱っている。

時流に乗って、開店当初は、珍しさも手伝って、当然のようにお客様は来る。

そして、徐々に来客数は減っていく。

当然の成り行きである。



本来なら、お客様が多く来店しているときに、常連客になってもらえるような仕掛けを作るべきであって、今なら、どのお店でもやっている。



番組内のタイ焼き屋のオーナーは、売り上げが激減するなか、その打開策として、新しい種類のタイ焼きと新聞広告を出すことにした。



その結果、どうにか目標数値を達成することが出来たが、問題は、これから先。

一時的に来客数が増えたとはいえ、その数が安定するとは限らない。

そのためにも、今後の戦略を練り、お客様の求めるものを提供し続けなくてはならない。

そう考えた場合、飲食関係の店舗のオーナーを副業で行うには、あまりにもリスクが高いのではないかと思う。

もちろん、アルバイトとして優秀な人材が、3~4人いれば別の話だが。





さて、協同労働の方は。


雇う雇われないの関係でなく、自分自身が社長であり、社員であり、株主。

こう聞くと、すごく自由度があると思ってしまうが、まったく逆で自分で自分を縛っているのではないかと思う。


なにより、自分の意思をしっかり持ち、自分の進むべき方向性を意思表示をしなくてはならない。

そうでなくては、社長とは言えない。


番組内では、参加者は、仲良くやっているように見えるが、本当のところはどうなのだろうか。

そして、収入面では、どうなのだろうか。


今後、こういった働き方が増えてきた場合、生活していくうえでは収入面は重要なこと。

介護の現場は、収入が低いがために辞めていく人も多いと報道されている。


労働者協同組合(ワーカーズコープ)(http://www.roukyou.gr.jp/main/index.html )のサイトを読むと協同労働は、そうれなりの実績を出しているのは分かる。


ただ、今後の国際化・少子高齢化時代に対して、どれほどの実績を残していけるのだろうか。

内需拡大には、それなりの実績を残せるということは分かるが、海外への事業展開はどうるのだろうか。


そして、去年の今の時期に行われた派遣切りの際に、どうして、協同労働という働き方は、それほど、話題ならなかったのだろうか。


働く側が出資者という側面もあるとは言え、その資金を国なり、自治体が一時負担すればいいこと。

去年の報道の事を覚えている限り、住む場所がない、お金が無い、食べる物がない、仕事がないと言った事は、盛んに訴えていたが、協同労働という言葉を聴いた覚えがない。


もし、当時、協同労働という働き方を報道していたら、どなっていただろうか。


そして、不景気ということで、就職が困難で、正社員になれずにフリーターになるという若者が多い中、そういう人達には、協同労働という働き方を大々的にアピールしないのだろうか。


協同労働という働き方で社会経験を積み、その後に起業し、会社を興すことも出来るのではないかと思う。

そうすることで、新たなビジネスが生まれ、雇用も生まれるのではないかと思う。



日本は、終身雇用・年功序列による安定した収入・生活に慣れ親しんでいるがゆえに、それ以外の働き方には安心感を得られなくなってしまっているのではないかと思う。


この不景気に陥るまでは、製造業も安定して、成長していたがゆえに、派遣・契約社員という本来なら不安定な状態にも関わらず、安心感を感じてしまっていたのではないかと思う。


それが、世界的な不景気に陥った事により、今まで感じていた安心感が錯覚だったということを思い知らされる結果になったために、みんな、正社員と言う働き方に固執するようになっているのが現状ではないかと思う。


そういう現状の中、「協同労働の協同組合法」が法案として通り施行されたとして、協同労働という働き方を選ぶ人が、今後どれほど増えるのだろうか。



”雇う・雇われる”という考え方自体、本来、持つべきものではないと思う。

一人ひとりが個人事業主として、経営者意識・視点を常に持ち続け、自分らしい働き方や目的を持つ事が大切なのではないかと思う。



PS.自分のつたない知識から考えて書いているので、間違い、勘違いがあるかもしれません。