「ガイアの夜明け
雇用動乱~ニッポンのモノ作り 崩壊の危機~」 を見て。(http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview090224.html
)
番組内で派遣切りをされた一人に焦点を当てて追いかけ、職業訓練学校の説明会を受けている場面で、なぜか、その人は、住宅の内装施工のコースの説明を受けていた。
しかも、質問が職人の弟子時代の賃金に対して。
担当者の話で、職業訓練学校を卒業した後に、最低でも3年間は職人の下で見習いをしなくてはならない。
そして、賃金が月12~13万円が相場と言う。
その事を聞いて、
「このくらいの給料で、もし、住むところを、アパートを借りて、生活することを考えると、相当厳しい中で皆さんやってらっしゃるという事ですよね。」
と不安を話していた。
この時代に住宅関連のしかも職人の訓練学校の説明を受けるとは、厳しい言い方かもしれないが、先の事を何も考えていないのではないかと思ってしまう。
それとも、なにがしら手に職を付ければやっていけるなどと甘い考えがあったのではないかと。
4~5年後であれ、独立し、職人としてやっていくには、あまりにも厳しすぎる世界ではないかと思う。
しかも、4~5年後には、どんな経済状況なってるかなど、今の情勢を考えるとまったく予想は出来ないはず。
他者との差別化を図る事が出来るビジネスモデルを確立させる自信があるのなら別だが。
将来の仕事の安定を考えるなら、介護・医療の訓練学校の説明を受けるべきと言う事は、時代の流れを見て、少し考えれば分かる事。
それすら分からないというのは、時代の流れをまったく見ていない証拠であり、自らの努力不足だと思う。
今の時代、ネットカフェへ行けばインターネットは使える。
ネットの世界は、最新の情報が飛び交っている。
そこでは、世界の、時代の情報や流れなど簡単に見ることが出来る。
自分の知識が足りないと思えば、簡単に得る事が出来る。
それすらも、思いつかないとなると、自分の人生であるにもかかわらず、心のどこかで他人任せと言う部分があるのではないかと思ってしまう。
見方を変えると、それは、自分の人生に対する責任を放棄したと同じではないかと思う。
派遣切りされた人達は、正社員で安定した仕事に就きたいと言うが、民間企業に努める以上、安定した仕事などないのではないかと思う。
その事を分かって言っているのだろうか。
そして、長い歴史の流れの中で一時的とは言え、安定した企業を創りだしているのは、モノのように切り捨てた経営者と言う事も。
派遣社員の時代のように、ただ、会社に勤めて働けばいいと言う時代は終わり、自分自身で考え、自分の方向性を見つけてこそ、自分だけの揺るぎない安定が見つけられるのではないかと思う。