自己啓発系のセミナーや本を読んだあと、「目から鱗が落ちた」とよく言うが、自分には、その意味がまったく判らなかった。
その一つの解釈が、鈴木義幸氏の「成功者に学ぶ「決断」の技術」と言う本に書かれてあった。
本には、
「ある言葉に、これまで自分が与えていた意味に加えて、まったく新しい、考えてもみなかった意味が第三者から提示されるがゆえに起こる現象です。」
とある。
一つの言葉と言っても、一人一人感じ方や受け取り方が違うので、当然と言えば当然かもしれないが、それが一流と二流・三流の違いになるのではないかと思う。
言葉は悪いが、一流の人は、二流・三流の人の考え方は判るが、二流・三流の人は、一流の人の考えは判らない。
セミナーや自己啓発系の本で、一つの言葉に対して、新しい意味が提示され、その意味に驚き、感心し、顕在意識がその通りの行動を起こそうとしても、潜在意識まで、届いていなくては、一時の事で終わり、継続的な行動には繋がらない。
潜在意識には、もともと自己防衛本能が備わっていて、安全と確信のある慣れ親しんだ現状維持をしようとする。
なので、目から鱗が何枚落ちようが、心から現状を変えたい、変えなくてはと言う強い意志がなくては、変える事は出来ないと思う。
そして、強い意志を持つ為に必要なのが、行動指針となる軸ではないかと思う。
軸がないと言う事は、大黒柱がない家のようなものだと思う。
別の言い方をすれば、自分で、何かをしたい、これだけは譲れないなど、自分が自分である為に必要な重要な心のパーツがなく、自分の意志で描くはずの人生物語すら、他人の影響を多大に受け、自分が本当に望んでいる人生物語のシナリオを描く事が出来ないのではないかと思う。
強い意志を持ち、自分の軸をしっかりと持っていれば、何があろうとも揺るがず、方向性がぶれる事がないのではないかと思う。
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