自分の中の自分 | 20年以上の倉庫現場経験者が伝える仕事術

20年以上の倉庫現場経験者が伝える仕事術

20年以上の倉庫でフォークリフトを使っての仕事経験を活かした現場で培ってきた仕事術をお伝えします。

テレビ「カンブリア宮殿」・吉野家:安倍修仁氏。


安倍修仁氏いわく。

「好き嫌いと才能は別だから、自分の今やっている役割を全力でやっていると、嫌いだった事でも他の奴より出来る事がいっぱいある。全力でやっているうちに、派生的な何か道が見えてくる。でも、全力でやっていないと次の世界に繋がっていかない。だから、今、どんな小さな事でも全力で役割を全うすれば、次の世界が見えてくる。」


まさにその通りだと思う。

自分の事は、自分がよく知っている・判っていると思いがちだが、それは、いろいろな経験をしてきた人生経験が豊富な人が言える言葉だと思う。


学生と社会人では、経験する幅が格段に違う。

社会人になれば仕事上で接する人達の年齢が幅広くなり、その人達に対してコミュニケーションの取り方もバリエーションが増えてくると共に、下請け会社とは言え、年上の人に対しては、敬意も払いつつ、仕事上のやり取りをしなくてはならなくなる。

また、社会人になれば、学生の時とは違う責任の重さが圧し掛かってくる。


嫌いだからとか、気に入らないとか言って避けていては、何も得るモノがない。

そればかりか、自分では気が付かない才能に気づくチャンスすら失ってしまう。

まさに食わず嫌いの典型的なパターンに陥る。


例え、気に入らず、気が乗らずとも、全力でやる事で何かを得る事が出来ると思う。

ただ、得る為には、最低2~3年は必要だと思う。

1年では、仕事のシーズンごとの流れが判っただけで、基本的な事が判ったにすぎない。

そのうえ、年数を重ねていく事で、職場上の人間関係も判ってきて、コミュニケーションの取り方なども身に付いてくる。


全力でやると言う事は、今現在、自分が持っているリソースをフル活用する事になり、それ以上のモノを得る為には、違う視点・違う考え方で発想するしかない。

それを行う事で、新しいリソースを得られるだけでなく、得られたリソースを活用する為の新しい方向が見えてくる。


全力でやらないと、”全力でやったら出来た”などと言う仮定の事を持ちだして自分に甘えや言い訳が出てくる。

それでは、何も得るものはないどころか、いつまでたっても自分の本当にやりたい事・自分の才能をフルに活用出来る事に巡り合う事すら出来ない。



自分の中の自分に気づくには、とことん自分を追い込むか、他の事が目に入らないくらい目の前の事に集中する必要があると思う。

そうする事で、頭の中をフル回転している状態にしていれば、必ず、自分の中の自分を引っ張りだしてくるはずである。


もし、それでも打開策が得られなければ、外部から必要な知識・人材を得る事も必要になるだろう。

持って生まれた才能は人それぞれ。

自分がどんなに頑張っても出来ない事も出てくるはず。

だからこそ、出来る人を得る事が大切になる。

生産工場の拠点が海外に移行され、日本国内での仕事内容が、ますます専門性が要求された結果、アウトソーシング業界が時代の流れに乗って伸びているのだと思う。