基準 | 20年以上の倉庫現場経験者が伝える仕事術

20年以上の倉庫現場経験者が伝える仕事術

20年以上の倉庫でフォークリフトを使っての仕事経験を活かした現場で培ってきた仕事術をお伝えします。

コミュニケーションをスムーズに行う上で、大切な事と言えば、相手の大切にしたいものをしっかりと知っておく事だと思います。


自分にとっては、どうでもいい事でも、相手にとっては、とても大切な事と言うのはあるはずである。

そこには、自分自身で作り出した価値基準と評価基準を持っているからであるので、これをしっかりと把握していないと、相手を不機嫌にしたり、怒らせてしまう事がある。


付き合いが長くなれば、自然と相手の価値基準・評価基準を知る事が出来るが、それまでは、相手が何を大切にしているか気を付ける必要がある。


誰しも、自分の大切にしたいモノは大切にしたいし、相手の大切にしたいモノは大切にしてあげたいと思う。

その為には、相手の価値基準・評価基準を知るのは、コミュニケーションをスムーズに行うには大切なものである。




車を例にあげると、走り系とドレスアップ系に別れる。


走り系の人は、外見より、エンジン性能を上げ、軽量化をして、速く走る為のトータルバランスを求めるが、これに対して、ドレスアップ系は、エアロパーツを付けて外見を自分好みに仕上げる。


これは、お互いの価値基準と評価基準の違いである。


走り系の人は、ミニサーキットなどを速く走る為に車に色々なパーツを付けるのであって、外見はあまり気にしない。

あくまでも、パーツを買う価値基準は、走りのトータルバランスである。

それによって、自分の理想に近い走りが出来るかが評価基準になる。


それに対して、ドレスアップ系は、見た目を重視するので、速く走ると言う事は求めない。

パーツを選ぶ価値基準は、自分が思っているように車をどれだけ変える事が出来るかになる。

それによって、自分の理想にどれだけ近づける事が出来るかが評価基準になる。


走り系とドレスアップ系のパーツの違いを簡単に言うと。


走り系のサスペンションのパーツは、車高の高さをコースによって、設定を変えるので、十数段の設定が出来るモノが求められるが、ドレスアップ系は、基本的に一般道路を普通に走るだけなので3~5段で十分と思っている人が多いと思う。

また、マフラーに関しては、走り系の人は、軽量化を考えるので、なるべく軽いマフラーを選ぶが、ドレスアップ系の人は、見た目を重視する。

同じパーツでも、価値基準・評価基準は簡単に別れる。


これにより、車好きな人達が仲良く話すには、走り系かドレスアップ系のどちらが好きなのか判っているのと、判っていないのでは、話の流れも違ってコミュニケーションの取り方も違ってくる。

車の話に限定すれば、お互い車好きと言う共通点はあるが、やはり、話に微妙な違和感を感じ、本当に話したい事の流れに出来ないので、満足のいく深いコミュニケーションを取る事は出来ない。