インターネット検索で見つけた次の記事を抜粋コピペさせていただきます。
国民に銃を向ける軍隊はなぜ必要だった?明治新政府による「徴兵令」で何が起きなかったか
<<その前に私=引用者から一言>>
戦前の国家体制をどう評価するか?
これを真剣に考えることは、いまの日本人にとって、とても役立つのですが、低賃金かつ長時間労働をさせられている日本人は、くたびれすぎて考える余裕もない。
だから、戦前の日本が、世界最悪の国民虐待国家だったことに気づいていない。
そして、その国民虐待国家の様々な要因やシステム、上から作られた国民的思考傾向が、今も受け継がれていることに気づくこともない。
以下を読むと、その一端を知ることができるかと思い、抜粋コピペさせてもらいました。
以下、引用です。
「政権」とは、人々を従わせる存在のことです。
人々を納得させて従わせることが望ましいけれど、納得しようがしまいが、無理にも従わせることが必要な場面もあります。
フランス革命以後、「国家は主権者たる国民のもの」という建前になりました。国土もまた国民のものであり、その国土を護るため、国民全員に兵役義務を負わせる……というところに徴兵制の理念があります。
国民国家の軍隊に共通している点は、建前上は軍隊が国民のために存在することです。
まやかしかもしれませんが「皇帝や王をはじめとする特権階級の権益のために存在するのではない」という前提のもとに「国軍」がありました。
その点、日本の軍隊は大違いなのです。
日本の場合、少なくとも初期の段階においては、(初期だけではないと思うー引用者)
国民に銃を向けて威圧するための軍隊でした。威圧にとどまらず、暴徒に対して実力を行使した例すらありました。
なにをどう誤解したのか身分差別の撤廃に反対したあげく、意見を違えた集落を焼き討ちする暴動が起きました。これら数百名の暴徒に対し、出動した鎮台兵が容赦なく銃撃した実例があるのです。
国民国家の軍隊だったら、たとえ暴徒が相手であっても、同胞に発砲するのは躊躇する場面ではないでしょうか。
日本には国民軍が存在したことがありません。
こののち制定された憲法(大日本帝国憲法ー引用者)でも、天皇は陸海軍を統率すると規定されており、軍隊は天皇のものであり、「皇軍」と呼ばれたりもしました。
<<出所>>
(自衛隊の任務)
第三条
自衛隊は、我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、我が国を防衛することを主たる任務とし、必要に応じ、公共の秩序の維持に当たるものとする。
中華人民共和国憲法
第二十九条
中華人民共和国の武装力は、人民に属する。その任務は、国防を強固にし、侵略に抵抗し、祖国を防衛し、人民の平和な労働を守り、国家建設の事業に参加し、人民のために奉仕することに努めることである。