今、南京にいますが
昨日の上海でのブライト.・ダーク ツーリズムについて、書きます。

上海淞滬抗戦記念館

上海淞沪抗战纪念馆 へ行きました


中国軍が、土のうを積んで、

戦いの準備をしている写真が何枚もありました。



大日本帝国軍が侵略してくるのを予測して、

中国軍は防衛体制をとっていたのです。


しかし、大日本帝国軍に負けてしまいました。

この時期の、この地域の戦争では。


この紀念館は、揚子江の川岸にあります。

なぜ、そこに紀念館があるのか。

大日本帝国軍が上陸した地点だったからか?

と思います。

そして、激しい戦闘が2日続いたから。


悲惨な戦争があったのです。

おおぜいの人々が死にました。



でも、

大日本帝国軍が上海に上陸しなければ、それは無かったのです。


単に戦争が悪いと言ってはならないのです。


戦争が悪いという言い方だけではダメで、

侵略戦争が悪いのであり、

侵略した国が悪いのです。


その後、

上海を大日本帝国がずーっと支配したという事実を

知っていますか?


そして、また、

南京まで軍を進め、

当時の首都の

南京を

支配したのです。


首都の東京が

他の国に

軍事支配されたら、

皆さんはどう思いますか?



ここを見学した時、いちばん驚いたことは、小学低学年の子供たちが何百人も見学に来ていたことです。

こうやって、中国人は知っているけど、日本人が知らない、ということが増えていくのです。


日本人も過去の歴史を見つめ、これからの日本のあり方を見つめていかなければならないと思いました。