ずっと接客業が好きで好きでやってきていたのですが、どうにも最近いらいらすることが多いです。
お持ち帰りのお客様を応対していたときのこと、ある店員が商品を袋に詰めていたのですがちょっと袋が小さくて、持ち手の部分が短くなっちゃったんです。まぁ店員にも過失はあります。しかしそこでのお客様の発言。「ねぇ、これひどくない?私にこれ、持たせるの?」…内心で「口の聞き方を知らねえババァだな」と思ってしまい、そんなことを思った自分に驚きました。
接客業を長くやった結果、店員とお客の関係って対等だという結果に落ち着きました。サービス料を大量に払うところでは事情が違うでしょうが、少なくともそこらへんのお店では。もちろん、働くのはこちら側ですけれども、例えば一杯300円の内訳は、原材料費、賃料、光熱費、人件費などであり、その人件費にもそれ以外の細目にも店員の尊厳を売り渡すお金は入ってないんですよ。
っていうことはもう前々から思っていました。だから上のようなお客様に対していらだちを感じたことは初めてではありません。でも、ここまで具体的な相手を侮辱するような言葉が脳内に浮かんだのは初めてで、社会に出る直前になって人間の多様性への忍耐が落ち始めたかもしれないという危機感。
このような人間としてどうなのよ、っていう人に出会ったとき「この日と人間に転生するの初めてなんだな」って思うよう努力しています。私が考え始めたことではなく、まるっと先輩の受け売りなうえ、ちょっとニュアンスをちがえて捉えてはいるようですが、お気に入りです。
アルバイトをしていると、土地柄を強く感じます。今働いているのは超オフィス街、超都心、皇居の近く(これはあんまり関係ないけれど)、なのにこれまで働いてきたどこよりも圧倒的に民度が低い。どういうことなのか。民度って言葉あまりに高圧的で大嫌いなのだけれど、他に何かいい言葉はないのかしら。他人の振る舞いについて尺度を持とうという時点で高飛車すぎてどんな言葉を用意しても無駄なのかしら。