本日、4月10日に川越の「頑者 本店」さんに行きました。
この「頑者」さんは【極太麺×濃厚つけダレ×魚粉】という、それまでに無かったつけめんのスタイルを確立し、その後活躍するお店に大きな影響を与えた『魚介つけ麺』の元祖というべきお店。
・麺
「頑者」店主の大橋英貴氏は、両親が経営する製麺所「ひかり食品」の長男として育ち、幼少の頃から製麺に携わってきました。その幼少の頃からの経験を生かした極太ストレート麺は、「頑者」開店直後から評判を呼び、瞬く間に関東一円に広がり、現在の極太麺ブームを巻き起こしました。讃岐うどんのようなモッチリ感と生パスタのアルデンテのような食感を独自の手法により両立させた麺は、店主自らが毎朝作り続けています。他の追随を許さない極太麺は、「プロが作る自家製極太麺」なのです。
・つけ汁
「頑者」の「スープ」は、現在の超濃厚な、いわゆる「ドロ系スープ」とは一線を画しています。「濃厚ながらサラッとしていてキレがある」が「頑者」のスープです。この「頑者」のスープは、10時間以上煮込んだ鶏ガラと豚骨ベースの動物系スープと、煮干し・鰹などの魚系スープを混ぜ合わせるWスープになっています。このスープが濃厚ながらしつこく感じないのは、魚系スープの風味が引き立つようにアレンジされているからなのです。この「頑者」が作り上げた「濃厚スープ」が元となり濃厚ブームが巻き起こったのです。
・魚粉
現在、つけめんに当然のように投入されている「魚粉」は、つけめんには欠かせない具材となっています。その「魚粉」を具材として初めて使用したのが「頑者」なのです。きっかけは、店主大橋氏がつけめんに合う隠し味を探していたとき、店主の父である故大橋英政氏が「面白いものがある。」と見つけてきたものが、「魚粉」だったのです。店主大橋氏は、この「魚粉」を隠し味として試してみましたが、納得できず悩んでいたところ、「これは隠し味じゃない、1つの具材なのだ!」という発想が生まれました。この発想が現代のつけめん業界に一石を投じる程の衝撃を与える結果となったのです。「頑者」の「魚粉」は、鯖節をベースとしたオリジナルブレンドで、つけだれの中に溶かしただけではなく、具材としてたっぷりとかけられています。
(HPより)
2017年8月より建物の老朽化に伴い一時閉店し、2018年4月10日(月)より営業を再開されました。
それに伴い以下の点を改められたとのこと
・頑者本店創業時の2000年頃のレシピに近づけました。
・店内のレイアウトなどは建替え前と大きく変わりませんが、以前より過ごしやすい空間になっているかと思います。
・食券制
・以前のような総入れ替え制ではなく、席が空き次第案内。
お店の最寄駅は西武新宿線の本川越駅から徒歩2,3分ほどのところにあります。
お店に着いたのは13時10分で、約35分後に店内に入店。
その前に事前に食券を購入しました。
今回は初訪問ということで「つけめん」にしました。
店内はカウンター席が12席になっており、高級和食料理店のような綺麗な内装でとても落ち着いた雰囲気の中、提供まで待ちます。
事前に食券を渡していたので約7分ほどで提供です。
麺は自家製極太麺で、よく水でしめられていて非常に『モチモチ』 の食感で、うどんのような弾力も持ち合わさっていますね
スープは一般的な「濃厚ドロ系魚介豚骨」のようなドロドロではなく、シャバシャバ系でさらりとして麺にあまり絡まず、麺の小麦の風味も同時に味わえます。
その味わいはしつこさはなく、すっきりしていて魚介の風味が食欲をそそる奥深い味で、底に魚粉がたっぷりと入っているためザラつきがありました
チャーシューは食べやすいように細切りでホロホロとした感じで崩れるもので、それ以外にはネギ、メンマ、ナルト、海苔が入っていました。
最後はスープ割りをお願いして完飲です。
お店の雰囲気、つけめんの味は問題なかったのですが、水がカルキ臭かったのがマイナスです
・お店の情報です
頑者 本店
埼玉県川越市新富町1-1-8
営業時間:11:30~16:20
定休日:日曜
Twitter:https://twitter.com/GanjaRamen
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