ごきげんよう。
タイトルはPlastic Treeのサナトリウムから。

観劇した帰りに聴いて、改めて歌詞を見たら
何となく登場人物にリンクしている気がして
私の中でのテーマソングになりました。
もう何年前の曲なのやら。
(調べました…15年前…)

mucho produce 旗揚げ公演
「蜻蛉の住む家」
衣装製作をさせていただきました。




今回だいぶ久しぶりに和物をやりまして、
いつもやってる洋裁とはまた違って
難しくも楽しく出来ました。
キャラごとにデザイン画をいただき、
蜻蛉、菊次郎、陽のパパズは
着物や浴衣にビーズ刺繍、
雛は浴衣をトップスとスカートにリメイク、
影法師は薄手の羽織を縫いました。
薫さんは武藤さんご自身の着付けです。
着物を自分で着られる方、本当にすごい。
本番では雛ちゃんのスタイリングの
スカートのふわふわ具合がとても可愛くて、
影法師さんの羽織のお袖が長めなのが
とても良かったです。

純粋な物語の感想なのですが、
本当にど真ん中好きな作風でございまして
終わったあと台本を読みたい!
活字でもう一度味わいたい!と思った
舞台は初めてでした。
菊次郎さんの台詞は特に刺さるものがあり、
言葉選びや言葉遊びが素敵だったのと、
陽さんの最後のシーンと蜻蛉先生の最後の台詞は
自然に涙が出ました。
#蜻蛉の住む家 でポストされている
お客さまの感想や考察を見させていただき、
さらに理解が深まりました。
終わったあとも台本やパンフレットと共に
楽しめました。ありがとうございました。

以前舞台でご一緒した方にお声かけいただいて
新しいご縁がつながり、
今回素晴らしい作品の一部を
作ることが出来ました。
素敵な役者さんに着ていただいて、
今日まで衣装の仕事を続けていて
良かったなと思いました。
見てくださったお客さま、
キャスト・スタッフの皆様、
武藤さん、りこちゃん。
本当にありがとうございました。




ではまた。