結局のところ 私達は

この生存競争の社会に産まれ生きています。

これは死ぬまで変わらない事です。


なので この世界で出来ることは限られています。

少なくとも今回は

生存競争の社会に産まれてしまった

それが 今の私達のレベルです。

産まれてしまった以上 いつ戦争に巻き込まれるか分かりません。

変な上司 変な同僚に遭遇するかも知れず

困った親戚縁者もいるかも知れません。

犯罪に巻き込まれたり、不運に見舞われて

人生窮地に追い込まれる可能性もあります。

どうあがいてもどうしようもない貧困や

理不尽もあります。


どんなに頑張っても

努力をしても、対策をしても

どうにもならないことがたくさんあるこの世界です。

そして 一度落っことされてされてしまえば

大変な思いをしながら生きていかねばならなくなるわけです。そうそうゲームのような救済も有りません。


それが悲しいかな

この世に生まれるということです。

この世に生きていると言う事は

つまり、私たちの今です。


この世界に生きている意志存在のつながりの結果・

今このような現実が作り出されています。

現場はこのまま放置して良いと言える状況では、全くもってありません。

しかし、嘘つきや怠惰な人間、人から平気で搾取しようとする人間がいる以上

そして、彼らと同じ場所に生きている以上

私たちが志を持って何かを作ったとしても、それを食い散らかされてしまいます。


私たちは

無選別に意志存在と繋がれるようにした結果

このような現実にいることになってしまっています。

それは過ちでした。

私たちは共存できる意志存在以外とは共存してはいけなかったわけです。

それがこの世の教訓です。

共存できない意志存在は取り除くべきだったのです。

そして、そのためには、共存のための具体的な条件が必要で

ここでは

それを共存原則と言う呼び方で書きました。

そして、その共存原則が、単なる知識ではなく

その人とイコールにするために天国5大要素と言う話をしました。


そして

何より重要なのが

この世界には 共存して共に天国を作ると言う概念が

あるいは、その答えに至るための考察

つまり、哲学が基本的には不在だと言うところです。


つまり、共存原則も、天国5大要素も

なんとなく、心の奥で

それが悪くないことがわかっていても

それを何より遵守しなければならない根拠を持っている人が極端に少ないわけです。


結局のところ

明確に否定することができなければ

体がもたらす快楽的なあれこれに勝つことができません。

つまり、生存競争社会から抜け出すことが出来ません。

生物的、競争的な優位性と快楽を目の前にして

それを放棄してまで

共存原則の内容のようなものを優先する理由を持ち得ないのです。


この世界には

哲学がなく 共存原則の内容のようなものも

天国5大要素のような落とし込み方も

私の知る限り、ほとんど存在していないと言えると思います。


そして ほとんどの人間が

競争社会や生存競争を否定しないまま生きていると思います。


そしてそこに生まれるとどういうことになるか?が

前述した

今まさに生きていて得られる教訓です。


基本3項目で言うと


私たちはつながりを間違えています。

そして、おそらくは

私たちのようなものは 

共存の何たるかがわかった意志存在達から、

つながりを拒否されてこの場所にいるわけです。

私たちの現状は

共存社会にとってリスクではないでしょうか?

哲学を持たず

共存原則や、天国5大要素の遵守といった概念も持たない存在は

もちろん共存にとってリスクをはらんでいるといえます。最低限の項目すら守る保証がありません。


犠牲すら ケースによっては容易に容認します。

哲学の不在とは

つまり生存競争に代わるものを持っていないという事で 共存のためのルールを遵守する自分の行動本質を持っていないからです。


天国5大要素を自分に落とし込めていないと言うのは そういう事です。


そして、意志存在にとって

共存の上で最も基本的で大切な要素

すなわち

一緒にいて、楽しいか?

自分の存在は、美しいか?

自分や自分たちの天国の創造に関わる能力はある程度以上か?


この3つに留意すべきなのですが

それすらも 単なるビジネスツール程度の扱われ方をしていて

そんなことより、いかにお金を稼いだり、出世したり成功したり

するかのほうに注意が向けられています。



この生存競争社会にいるべき人間は

この生存競争社会で、いかに良い思いをするかに注力します。

この生存競争社会から脱却をして

ともに天国を共存して作る集団に移行するためには

まず このような集団にいてはいけないという自覚が必要です。

そしてその上で 共存するにあたって必要な条件(共存原則の遵守=天国五大要素の落とし込み)をクリアした存在でなければなりません。

そして

その上で 自分の為にも

自分の仲間のためにも

自分が天国の一構成要素として足り得るような

楽しさ 美しさ そして生産能力を持っていなければ そこには居られないという自覚を持つべきなのです。



まとめますと

この世界にいる事に甘んじてはいけません。


今度こそは

こんな世界に生まれないように


自分がどういう意志存在と繋がるべきか

どんな場所にいて

どんな仲間といるべきかの 具体的で明確なビジョン(自分の天国像)を持つべきです。

そしてそれに反する存在

赤字存在を見抜き排除する能力を得て

何より自分がそうならないようにしなければなりません。

そして自分の天国に見合う

楽しさ 美しさ そして天国要素生産能力を持つべきなのです。

そのためには自己研鑽や体験に基づいた 実の知たる知識が必要です。

=自分自身となるまで 知を自分に落とし込み

知が能力にならないといけません。

それを生きているうちに成す他に手がないのです。


どこに行くにせよ 明確なゴールを設定し

その為の地図を引き

そしてその旅路のための手段を確立しなければ

そこには行けません。


ただ当てもなく ブラブラと歩いているだけで

いつか理想郷に辿り着くなんて事は無いのです。


ただ生きているだけでは

ただ生きただけです。

現状から大きく何か気わる事はありません。


自分の理想を持ち

そこに向かって具体的に歩を進めていかなければならないのです。


そし今いるところは

いつ地獄に落とされるかも分からない

まさに地獄です。

つまり 自分の為にも

早くここから出なければなりません。自分を大切に出来るところに

ありのままの自分で居られるところに行かなければなりません。


少なくとも早くこんな世界から脱却出来るようになる為に

人生を使わなければならない事情が

今リアルにあるという事です。