こんばんは☆真希兼桜が丘です☆多分「執事と私の秘密の関係」が休載状態。ひらめきストーリーを書きます☆楽しんでもらえたら嬉しい~☆(^^*

タイトル。「雨の日だけ写真館」その壱

ふと導かれるように入った。内装はアンティークで整っている。

僕はイヤな感じを察知した。すぐに妻へ指示を送る。

早速の返事「プロテクト完了。あとはよろしくお願いいたします」

遠くから店主とその家族が見守って居た。

「やるじゃん、あの人達。似たもの夫婦かな」

「静かに。良さそうなところだから。お前は紅茶と菓子を用意して」

「承知しました☆」

私はフォーションのローズティーの茶葉をポットに入れ熱湯を注ぐ。

私はローズが1番好き。あの人達の口に合うだろうか。

2人は「スン」という響きが似合う雰囲気。

「終わったな(終わったね)」

「素晴らしい!ここの後継者に迎えたいくらいだ」

「挨拶が遅れてすまない。店主の香坂だ。向こうは娘のカオル」

「丁寧にありがとうございます薔薇の良い香りがしますね」

「娘のお気に入りの紅茶が入ったみたいだ。どうぞ」

「お気遣いありがとうございます。私達はただの通りすがりの者なので名前を言う訳には」

「そうだろうね」「でも、何か用があったんだろう。おそらく記念写真だろうか?」

「お察しの通りです。記念写真を撮っていなかったことに気づいたので」

「それはお祝いごとだろう。カオル、お客様が落ち着いたら、案内してあげなさい」

「承知しました」