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肥満の原因

肥満とは 特に激しく動かなくても呼吸が苦しく、すぐに息切れがします。これは、胸部と腹部を分ける横隔膜の下と胸壁に脂肪が蓄積して、肺が圧迫されるからです。さらに、のどの内壁を覆う組織に脂肪が蓄積すると、気道が狭くなり、空気の流量が減少します。あお向けに寝ると、呼吸がさらに困難になります。呼吸がしにくいとよく眠れなくなり、呼吸が瞬間的に繰り返し止まることもあります。睡眠時無呼吸があると、昼間に眠気を覚え、高血圧や脳卒中など他の障害が起こります。

肥満の人は体重に対して体の表面積が比較的少ないため、効果的に体温を放出できず、やせた人より汗をかきます。皮膚が折り重なって湿り気が閉じこめられるため、皮膚疾患がよくみられます。

体脂肪が過剰に蓄積すると、全身の見た目が変わります。重度の肥満 になると、体が重いために奇妙な歩き方になります。脚と脚の間が広がって歩き方が安定せず、関節が圧迫されます。その結果、腰、ひざ、足首などに変形性関節症が生じ、さらに悪化して歩行がいっそう困難になります。腰痛も起こります。疲労感が常にあります。疲れやすい、歩けないなどの問題により、体を動かさなくなり、日常的な運動量も減少します。足や足首に体液が蓄積し、しばしば浮腫と呼ばれる状態になります。

また、肥満によって、さまざまな病気になる危険性が高くなります。たとえば、心臓に負担がかかるため、肥満の人には心不全が起こりやすくなります。また、女性の場合は乳癌、子宮癌、卵巣癌、男性の場合は結腸癌、直腸癌、前立腺癌が、肥満している人に多くみられます。月経異常、変形性関節症、胆嚢の病気もよくみられます。

肥満も内臓脂肪もあまりないのに肥満症やメタボリックシンドロームの症状を呈する人がいることが指摘されるようになってきました。

太った人だけでなくやせた人も亡くなっている事実からすると、肥満症の本質は見かけではなく、脂肪の代謝がうまくいっているかどうかがポイントとなると見る方が必要なようです。

一般に肥満の原因は、エネルギー摂取過剰と運動不足によるエネルギー消費のアンバランスであると言われており、肥満対策はエネルギー摂取を抑え運動を行なうことが大切だといわれています。

肥満の人は間食を減らし運動をちょっと実践するだけで効果は見えて現れてくる人が多いようです。やるかやらないかは意志の問題もありますが、太った肥満は結構対処可能なようです。肥満 には単純性肥満と病的な肥満がありますが、病的な肥満も単純肥満の結果病的なまでなっている場合もあるともみられます。

問題なのは、多少の肥満や逆に痩せ型であっても、肥満症や血液性疾患が出てくる場合です。栄養摂取を控えやせれば済むと言う様な問題ではなさそうです。従って、肥満症の本質は身体全体の代謝不全であり、肥満に伴う様々な病気は、脂肪を中心とした代謝不全が脂肪細胞の肥大化や炎症壊死を引き起こしているとの視点も必要になってきているようです。

肥満の分類

肥満には、皮下脂肪型肥満 と内臓脂肪型肥満があります。
医学的に減量が必要な“危険な肥満”は、内蔵脂肪型肥満です。

欧米に行くと、体が丸々と太っているのに、脚がほっそりとした人をよく見かけます。ちょうど、りんごの下に割りばしをさしたような体型です。これをりんご型肥満、内蔵脂肪型肥満に多いタイプです。

それに対して、日本の太った女性に多いのは、下半身の太ったタイプ、これを洋ナシ型肥満、皮下脂肪型肥満といいます。

皮下脂肪型肥満は、皮膚の下に脂肪がつくものです。重い体重のため、関節や骨に負担がかかります。

内臓脂肪型肥満は、内臓脂肪の蓄積をもととして、糖尿病,高脂血症,高血圧さらに動脈硬化性疾患を高率に発症する肥満 です。

内臓脂肪型肥満かどうかを判定する基準は、ウエスト周囲径が男性85cm以上,女性90cm以上であるということです。この基準を超えている人には、腹部CT検査を施行し,内臓脂肪面積を測定し、100cm 2以上の方を内臓脂肪型肥満と診断します。

なお、たとえ肥満のない方であっても、内臓脂肪が多い方は、動脈硬化危険因子が蓄積して、冠動脈疾患が発症しやすくなることが知られています。このため、マルチプルリスクファクター症候群という、内臓脂肪症候群(内臓脂肪蓄積,耐糖能異常,高脂血症,高血圧)が提唱されており、生活習慣のコントロールが必要です。


肥満の最大の要素は やはり食生活にある。欧米化した食生活では日本人にふさわしい摂取エネルギーを超えてしまいがちであり、過剰エネルギー摂取による肥満を食事性肥満という。良く咬まない、早食い、まとめ食い、間食?夜食の習慣などの習慣があることが肥満と関係していることが報告されている。これらの習慣の多くは、摂取エネルギーの増加や脂肪細胞の増加と関係しているといわれる。

肥満者人口の増加と運動量の低下の関係も指摘されている。運動は摂取したエネルギーを消費する為に使われるとともに、筋力の維持?向上、健康な骨格作りに大切である。身体活動能力の低下は、運動量と基礎代謝の低下を招き脂肪が蓄積しやすくなる。

親が太っていれば、子供も太りやすい。これは生活環境が似ていることもあるが、遺伝的な体質による部分も大きい。基礎代謝や熱産生能力が通常よりも低い為にエネルギーの消費が少なく、それが肥満の原因となっていることもある。

低用量ピルの使い方

ピルは、女のコのからだにある卵巣から分泌されている黄体ホルモンと卵胞ホルモンと同じものが化学合成されたもの。だからピル を服用すると、このふたつのホルモンが、排卵後と同じ状態をつくりだして「視床下部」や「脳下垂体」っていうところに『もう排卵は済んだよ』と知らせる。すると今月分の仕事は終了!ってことになって、排卵を起こすホルモンが止められるという仕組みなんだ。


ピルは指示通り正しく飲むことが大事。きちんと飲めば、妊娠する確率は0.1%.でも、飲み忘れた人を含めると妊娠率は約5%といわれている。飲み忘れしないことが大切なんだ。


低用量ピルは「月経の第1日目」から飲み始める。サンデーピル といって「月経が始まった最初の日曜日」から飲み始めるものもあるが、基本的には指定された日から1日1錠飲みつづける。毎日、決まった時間に飲む習慣を身につけよう。朝起きたときでもいいし、夜の歯磨きのときでもいい。毎日必ずやっていることと一緒に飲めば、飲み忘れを防止できる。

でももし、飲み忘れたときはこれから言うことを覚えておいて。
飲み忘れが24時間以内だったら気付いた時点で1錠、さらに予定時刻に1錠飲む。予定時間に「昨日飲み忘れた!」って気付いたら2錠飲む。それ以上時間がたってしまっていたらピルを飲むのをやめて、次の月経を待って新しいシートで飲み始める。もちろん飲み忘れた日から避妊効果はないと考えるように。月経周期を崩したくなければ続けて飲んでもいいよ。ただしつぎのシートに入るまでは、避妊効果はないと考えてね。

それと、月経開始後最初の日曜日から飲み始めるほうを選んだ人は、その飲み始めが6日目と7日目になる場合に限り(つまり月経初日が月曜日と火曜日の人)最初の一週間だけ別の避妊法を併用しなければいけない。

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