高校時代も主将をしていましたが、下の面倒を見るのが嫌だとよく言っていました。

自分の練習時間が奪われるのと、人を指導するのが向いていない。という理由で。


でもさ、指導も、試行錯誤。

初めから上手い人なんていないし、

自分だって、先輩たちに指導を受けながら、

やってきたのだから、良いチャンスだと思って

努力してみてはどうだろうか。

と言う話は何度かしたことがありました。


それでも、自己の成長第一!!の彼は、

いやいや、やっていたのか、どうなのか

と言った感じでした。


昨日、部活から帰ってきたら彼は、

珍しく暗かったです。

と言うのも、コーチと練習メニューが合わない

と言うのです。

せっかく入った一年生に、もっと楽しさを知る

ようなメニューを追加した方がいい、

俺が教えるから、と言っても、

俺はこっちで個別メニュー、一年は筋トレ系。

これでは、面白くなくて、辞めてしまう。

と言うのです。

大学生になって、こんな言葉を聞くとは。

耳を疑いましたねー。


人のこと、考えるようになったんや…。

成長。


夫曰く、

でもなー、コーチもわざわざボランティアで来てくれてるから、あんまり文句もなぁ。と

そうよ、要はどう伝えるか、

言い方じゃないだろうか、


これではダメだと思う!

こうした方がいい、

と言うと、売り言葉に買い言葉になってしまう。


相手に言葉を引き出すような問いかけを

出来ればええんやけどね

と。


人に何かを伝えるって難しい。

まぁ、これも訓練かなぁ。

トラブルはチャンス、ネタ!と思って、

楽しんで欲しいです。

難しいかー笑


そんな彼は明日から東北の方へボランティアとして派遣されるそうです。

明日は風呂無し、だそうです。

帰れば風呂のある家があるのだから、

風呂くらい入れなくても良いではないか。


とりあえず、部活のことは忘れて、

ボランティアに意識を集中させ、

現場をたくさん見て、たくさん感じ、

将来に生かして欲しいですね。