どうも、約2か月ぶりのアメブロ更新ですチョキ 4月から整形外科クリニックで外来理学療法をはじめました。ここには有痛性運動器疾患やスポーツ・外傷後機能障害など、10代から80代までの患者さんが通院されます。

 

 この2か月で70人の新患さんを担当しました。そのうち6割が20分(1単位)の治療を週2回、4割が40分(2単位)の治療を週1回行ってます。それにしても20分の単位時間枠って、ホント中途半端ですねんねー(20分は短し、40分は長し)。1単位30分にしてくれんかね。そもそも時間制の報酬体系自体に不満がありますが。

 

 この2か月間で、症状が消失または軽減して治療を終了された方がすでに数名いますが、外来PTは治療の直後効果を毎回実感してもらわねばならないので(もちろん入院もですが)、まずは即効性が要求されます。直後に膝が曲がる・伸びる、歩きやすくなる、しゃがみや正座しやすくなる、など。初回はそれでまず安心感と期待感を持たれるようです。ちゃんと治りたい方はすぐに来られなくなりますからね

 

 もちろん累積効果も必要で、炎症や変形や拘縮が症状に関与していれば、ある程度の治療期間を設けますが、その場合、重要なのは期間(時間)であって、治療頻度(週1回か2回か)はあまり関係ないようです。とはいえ、外来治療としては(通常は)150日も必要ないことが多いです。3か月くらいが平均でしょうか。今の報酬制度は治療とリハビリテーション支援がごっちゃになってるからねうーん

 

 最近の気付きとして、治療を始めてしばらくは順調に機能障害が治ってゆくのですが、ある程度まで治癒(だいたい6割くらい改善)したところで、足踏みする患者さんが時々います。「6割の壁」というか、転換点というか。ただの思い違いかもしれませんが、何か理由がありそう。まぁ、これについてはもう少し観察して、また記事にしたいと思いますひらめき電球

 

 

 

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