今月のFacebook投稿会の内容です!1年続いたこの投稿会も、来月で終了となりますえーん

 

【FB投稿会〜20年後の医療に期待すること〜】

 

 20年後は超少子高齢で生産世代は激減、そして多病・多死社会が始まってます。膨張する社会保障費は、ますます抑制されるでしょう。

 

 誰もが必要な医療・介護支援を受けるため、今からアンバランスな診療報酬を均衡化しないと制度が持ちません。今の保険点数や区分は、極端な偏重(高低)や無駄があるように感じていますぶー

 

 限られた医療・介護資源を効率的に利用できる仕組みをつくり、それを超えるサービスは自費領域で補うしかないでしょう(格差は確実に生じますが)パー

 

 そして重要なのは「予防医療」ですね。疾患と障害の(重症化)予防。療法士の活躍すべきところです。機能異常をいち早く見(診)つけ、治療する。治せる療法士はその入口に立ちましょう!

 

 そんな療法士が20年後さらに増えることを期待しながら、私の稚拙な「未来期待図」を少し。

 

 

●物理医学的治療の進歩
治せる症候(一部の治せる疾患)の拡大と解明が進み、エビデンスの構築とガイドラインの形成が行われる。また再生医療や先端医療と結びつき、機能障害の発生が減る。
●「物理医学科」の設立
内科・外科と並列で、物理的手段を用いて機能異常の治療を行う「物理医学科」が設立される。
●ダイレクトアクセスの実現
“救急でない状態”であれば、初診患者の疼痛や腫れ、可動障害などを、認定された療法士が直接診ることができる。
●鑑別診断補助のできる専門療法士制
物理医学科の専属療法士として、機能的治療および障害鑑別し、医師の診断補助を行うことが普及している。
●かかりつけ療法士制度
診療所併設や一部開業にて、身体機能の調整・維持治療と、障害重症化予防のために、医療保険と自費の混合診療をかかりつけ療法士が行える。
●療法士の選択、指名、紹介制度
地域で登録されている“かかりつけ療法士”を、利用者が任意で選択、指名したり、紹介を受けることができる。
●疾患別リハビリ料の廃止
何の意味も根拠もない疾患別による報酬較差や期間区分を廃止する。
●期間と報酬区分の変更
期間を治療期(3ヶ月程)、適応期(4ヶ月程)、支援期(5ヶ月程)に分け、報酬の重点化や保険区分を整理する。

 

 他にも療法士の完全4年大学教育への移行や、療法士主導のネットワークによるリハビリテーションシステムなどなど...ねー

 

 どれも難しいでしょうか?そんなに真新しいことは書いてません。まぁ、まずは現実から着実に歩を進めることが大切ですね。今日の一歩が未来へと続くと信じてキラキラ

 

↓今日は療法士国家試験日だメラメラ