先週の5月12日、日本理学療法士協会の会長が、会員に向けたメッセージをHP上に掲載されましたNET 
    そこでは今年度の診療報酬改定の総評と平成30年度の同時改定に向けた会員の意識付けをされています
http://www.japanpt.or.jp/members/message/archive/160512/

 そのメッセージの中に「リハビリテーション医療の原点を見つめ直し、現状に対する“痛烈な反省”をすることが大切」との一節がありますメモ
    ここでは何を反省すべきかは明示されてませんが、その前段落にある“生活能力の向上”に貢献することや、“チーム医療としての専門的分業”がまだまだ足りていないという意味かもしれませんはてなちゅん

 「リハビリテーション医療の原点」とあります。これは「リハビリテーション医学に基づく医療」という意味だと思われますが、リハビリテーション医学のさらに原点は、疾患や障害を限定しない『医学的リハビリテーション』です。
    そしてその中でも私たち療法士は物理医学&リハビリテーション(Physical Medicine and Rehabilitation、PM&R)というものに属しています...ややこしいけど、重要なところですフムフム

 物理医学というのは治療医学です ですから療法士は本来、症候や機能障害を治すことが仕事なんですね。
    しかし(当時は)治せなかった症候や、今も治らない障害が残念ながらあります。そこで発展したのが、“障害があるにもかかわらず”社会復帰をし、その人らしい生活を送るリハビリテーションという理念と活動なのです

 ですからまず治療が先に来るんですね。それから&リハビリテーションリハビリが先じゃない そして理学療法・作業療法・言語聴覚療法とリハビリ(リハビリテーション)とは、繋がってはいるけれど、異なるものなんですね重要

 “リハビリテーション医療”の源流である「医学的リハビリテーション」の原点に立ち戻るというのは、
療法士が再び治療者としての自覚を持ち、患者さんの機能障害をできるだけ減らそう(治そう)とすることなんですウィンク


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