地方 | EGOIST

地方


私自身、声優さんだったり、アニソン歌手さんだったり、アイドルさんだったり…


いろいろ、応援してきて


「地方」というのが高い壁であり、その壁を乗り越える事の偉大さを実感しました


その一方で、それは情熱だとも考えています




そもそも、私自身が勘違いしていました。


はじめて行ったライブが水樹奈々さんの愛媛


愛媛は水樹奈々さんにとって母国GPのようなものですから、何がなんでも開催するでしょうが


その後すぐに、私がパッと思いつく中国地方で言えば、広島にも島根にも来られました。


そういった事もあり、アーティストさんにとっての「全国ツアー」とは都道府県を順番に回っていくツアーの事だと、つい最近まで勘違いしていたのです。



東京、横浜、名古屋、大阪、神戸、福岡


ですかね。


某アニソン歌手さんが関東圏でライブをするにあたり、恐らく2~3万人は入る箱だと思います


(それはあくまでBDでの鑑賞になりますが)



そこがギッシリ


そして、「どのへんから来ました」的なやつ


7~8割が関東


次が関西


我らが中四国を含め地方勢は、まばらもまばら…


もちろん、単独で数万人集める人気ですから後に広島にも来られました


しかし…


やはり、日本の中心地は関東なのだと打ちのめされた気分でした。



それまで、「なんで地方に来てくれないんだ!?」と、思う事もありましたが



名古屋、大阪、福岡を除いたら、関東から出たくないよね



もちろん、関東から来てくれるファンもいらっしゃるでしょうが…



もし、私が広島から大阪より東に遠征するならまず一泊コースですね。


そして、私は心配性なので天候の影響の大きい空路より陸路(新幹線)を選びます。


指定席+ビジネスホテルを選んだとしても数万円


加えて現地での食事代、グッズ購入に数万円注ぎ込めば10万円コース確定


地方に住む身とすれば、そうでもしないと参戦できないのですから、するしかないのです。


しかし、関東在住なら毎年バンバンライブがあり、それも多種多様なアーティストさん方なわけです。


遠征費だけで、どれだけ充実出来るんだ…


地方の人間からすれば、リゾート目的でもない限り、ファンは関東から遠征するメリットがあまり無いのでは?と感じてしまいます。


逆に、アーティストさんにとっても地方にツアーで来られるメリットがあるのだろうか、と




そう考えていくうちに


一番上に書いたように


地方の壁を越える事の偉大さ、情熱の素晴らしさを感じるに至ります。


例え、ライブでなくても


CDショップさんへの挨拶まわりでも、何らかの出演であっても


それは、非常に情熱的な事だと今さらになって理解したのです。


本当に今さらになって…


私が、気付き、推すべきは、そういう所でしたね






覆水盆に返らず


しかし、この趣味において


ひとまずのバッドエンディングにたどり着き


歳はとりましたが、この経験を引き継ぎニューゲームできそうです。


新たな可能性を大切にしたいですね。


しかし…、自分でもまさかの推し活ルートですよ


自分自身が最も驚いてますが


たぶんこういうのは頭で考えるより、感性なのだと思います。




ここからはRPGで言う、ワールドマップのようなものだと思います。


1歩1歩大切に


もし、また道が途絶えたとしても、軌跡に後悔しないように