故きを温ね新しきを知る
「志ある日本人はどこへ行った」(岐阜女子大・ペマ・ギャルポ教授)2001年頃の論壇を読んで、今の日本・日本人の生きる姿勢、社会・生活状況はどうなってしまったのだろうか、と考えた。最近いろいろと傍若無人なふるまいをする現代の若者たちについて、ペマ教授は「彼らは大人の鏡であり、もしかしたら精一杯その大人たちに対し、自分たちの人生を、未来をどうしてくれるのかと抗議しているのかもしれません・・・」
「従って何より急務なのは、ルネサンス同様、故きを温ね新しきを知る姿勢で、日本の良いところを取り戻し、教育革命を何よりも優先することであると思う」「明治維新を起こした十代後半から二十代前半の若き獅子たちとは、志だけが違うのだから」
と語っている。それから早、8年も経った!よくなるどころか、益々憂うべき状況となっている。
ふと、農業、林業、漁業を切り捨てて安価な輸入に頼っている現状の日本を思ってみた。今までの日本の繁栄は、あまりに大きなものを失った代償のように思う。自国の農地も森林も川も海も大事にせず、再生可能な自然資源さえ再点検しない。その骨格たるマスタープランは当然ない。自分たちの食い扶持を自分たちで作らずに何で未来が築けるだろうか・・・。今気づいて立ち上がらねばもはや時間がない、と切実に思う。
そして、今の米国から始まった全てに影響する崩壊の波!9年前予測したとおりだ。