書庫「雅楽」の更新です。

祭儀にもとり入れられています。

来月11日に挙式と披露宴を予定していますが、
その余興として雅楽演奏があります。

私の素人っぽい手づくりですが、
そのプログラムを用意しました。ブログでもご紹介いたします。
動画も合わせてご覧いただければ幸いに存じます。

余興について

披露宴の余興として雅楽演奏がございます。
ご清聴賜りますようお願い申し上げます。

雅楽とは?

中国、朝鮮半島を経て、ベトナム、
主に日本で花開いた伝統的な音楽の1つ、
世界最古のオーケストラと言われています。

我が国では平安時代に整えられ、宮廷の祭祀や貴族のたしなみに、
また、神社や寺院の宗教儀礼に取り入れられ、
連綿と受け継がれてきました。

明治維新以降は広く民間でも習得できるようになり、
今日では、単に儀礼音楽としてだけでなく、
伝統芸術としても脚光を浴びています。

雅楽は演奏形式から見ると、
管楽器と絃楽器と打楽器による合奏にあたる管絃(かんげん)、
舞のあるものを舞楽(ぶがく)、
歌が入るものを謡物(うたいもの)といいます。
本日は雅楽の中心的な三種類の管楽器による演奏をお楽しみいただきます。

演奏団体の紹介 平鹿雅翠会(ひらかがすいかい)について

愛好者が集まり平成7年に設立、
神社の祭儀に雅楽がとり入れられていることもあり、
神事のご奉仕を中心に活動中。今日は、儀式音楽にとどまらず、
芸術としての雅楽の研究と研鑽、
演奏会活動などを通じて普及発展を目指しています。

楽器と奏者の紹介

※紙プログラムには、ここに楽器のイラストが入ります。

 
笙(しょう)・・・17本の竹を束ねたような形をして、
その内の15本の竹の根元に金属のリードが付いており、
息を吹いたり吸ったりすることでそのリードが振動して音となります。
その形は伝説の鳥・鳳凰(ほうおう)が翼を立てて休んでいる姿とされ、
古代からその音色は「天から差し込む光」を表すとされています。
またこの笙が西洋のパイプオルガンや
アコーディオンのルーツであるともいわれています。奏者:田中正良

龍笛(りゅうてき)・・・篳篥の旋律にまとわりつく
副旋律を担当することが多く、ときには主旋律も担当したりします。
7つの指穴がある横笛で、2オクターブの音域を持っています。
「龍笛」という名前の通り、天と地の間を行き交う
「龍の鳴き声」を表しているとされています。奏者:小松田善和

篳篥(ひちりき)・・・18センチほどの竹の筒に蘆(あし)を削って
作ったリードを差し込み、そのリードから息を吹き入れて
音を出す縦笛です。竹には表に7つ、裏に2つの指穴があいており、
細いヒモ状にした桜の木の皮を巻き付け、漆で仕上げてあります。
古代からこの楽器の音色は、地上にこだます「人の声」つまり
「地上の音」を表すとされています。
西洋楽器のオーボエのルーツともいわれています。奏者:田中正寿(会長) 

【曲目と解説】

平調音取(ひょうじょうのねとり)・・・音取は、合奏の前の短い前奏曲。
各楽器の主奏者によって奏され、演奏者にこれから奏する
調子(洋楽の「ハ長調」や「イ短調」といった「調」にあたるもの)と
音調を知らせる意味をもっています。
今日、唐楽には主に6つの調子があり、各調子ごとに音取があります。

平調音取(ひょうじょうのねとり)
https://www.youtube.com/watch?v=6dKaT66U8qE


越殿楽(えてんらく)・・・平安時代の中期に唐から伝わった。
原曲は盤渉調(ばんしきちょう)だが、
平調(ひょうじょう)に移調されたものが有名。
神前結婚式の定番中の定番です。
その旋律の美しささから、『黒田節』をはじめとする
たくさんの民間音楽の原曲となっています。
曲名は一説には、中国西域にあった
地名の古称「〈yu-tian〉」の音訳であるといわれる。



五常楽急(ごしょうらくのきゅう)・・・唐の大宗の作といわれる。
五常とは、人の常に守るべき道である「仁・義・礼・智・信」を指し、
この曲はそれを雅楽の五声(宮・商・角・微・羽)
になぞらえて作ったものという。

五声とは…「雅楽には洋楽のような音律はあるのか?」
初めて雅楽にふれた方がもつ疑問の1つがこれではないでしょうか。
答えはイエスです。1オクターブを半音ずつ12に分けたもので
十二律(じゅうにりつ)と呼んでいます。
「ドレミファソラシド」(階名)にあたるものとしては
五声(ごせい)があります。

宮(きゅう)・商(しょう)・角(かく)・徴(ち)・羽(う)の5つで、
これに「変宮」と「変徴」、あるいは「嬰商(えいしょう)」と
「嬰羽(えいう)」の2音を加えたものを七声(しちせい)といいます。
「変」は「♭」を「嬰」は「♯」を意味します。
これを十二律にあてはめて様々な音階を得ます。

 
「序」「詠」「破」「急」
が完全な形で残っている数少ない曲の一つ・・・古代に日本に伝わった
唐楽や韓楽(高句麗楽・新羅楽・百済楽)などの雅楽は
音楽と舞を伴ったもの楽舞(がくぶ)でした。
これが音楽だけの管絃(かんげん)と音楽と舞がある舞楽(ぶがく)とに
わかれて行きます。越殿楽や五常楽などは管弦であり、
胡飲酒(こんじゅ)などは舞楽です。

また、楽舞は本来、序・破・急という3楽章にわかれていたのですが、
そのうち、序だけとか、破だけとか、急だけとかになった楽舞も多く、
例えば、五常楽急や胡飲酒破などがその例です。



陪臚(ばいろ)・・・林邑楽(林邑とは現在のベトナム地方の古名)の曲、
天平8年に渡来僧・仏哲が伝えたという。
元来は戦争の吉凶を占う音楽であったようだが、
後世には、戦勝を祈り、凱旋を祝する曲となった。
 
教訓抄(鎌倉時代の雅楽書)には、
唐招提寺(奈良市にある律宗の総本山)の「陪臚会」に、
この曲を舞ったとある。

現在、同名の法会はないが、5月19日に同寺で行われる
梵網会(ぼんもうえ-梵網経を講読して冥福を祈る法会。
日本では聖武天皇の生母追善のために行われたのが最初)には、
必ずこの曲が奉納されている。
 
なお、この曲のリズムは、2/4拍子と4/4拍子の
混合拍子である只拍子という珍しいリズムで奏される。


 

☆★☆【神道のお祭りについて】☆★☆
http://blogs.yahoo.co.jp/fgnpd582/60235670.html

☆★☆【永代供養墓について】☆★☆
http://blogs.yahoo.co.jp/fgnpd582/62926396.html


浅舞八幡神社
〒013-0105 秋田県横手市平鹿町浅舞字蒋沼127
℡0182-(24)-1606
由緒・沿革  祭典ブログ  神社墓苑 浅舞の杜  周辺地図