氏子地域のある神社へ準備に伺いました。
その帰り際、お札用の版木を借りてきました。
氏子世帯数50未満の町内のお宮で
固有の版木を所有していることは稀です。
見ると・・・何度も墨を塗った形跡があります。
このお宮は明治の創建から100年以上の歴史があるはずなので、
何千枚ものお札に使用されてきたのでしょう。
五千枚以上か???
そんなことをしみじみと感じながら御札を謹製しました。
印刷技術が発達した現代においては、
こうした版木を使う機会が激減しています。
ただし、版木は印刷には無い味があります(^_^)
今の編集技術なら、写真を版画風にする
機能なんかもあるようですが・・・
これからも印刷ではなく、
これを使ってほしいと思いました。
印刷はたしかに楽です。
が、人間は文明の発達とともに合理化・省力化を進める中で
失ってきたものもあると思うからです。
お祭りの準備は氏子さんの共同作業です。
これを皆で難儀してやったぶん共同体への帰属意識や
連帯意識が培われるように思える面があります。
明日は「御朱印」の話をしようかな・・・
当神社のものは「神紋」と「社紋」の両方が入っています。
観光地ではないので、滅多に授与する機会がありません(苦笑)
