書庫「心に残る言葉」の更新です。

お正月までには新調します。

今回は「心に残る奉納」となります。

先月18日に当神社では顕彰碑の除幕式がありました。
http://blogs.yahoo.co.jp/fgnpd582/61138566.html

その祝賀の席で長老から

「拝殿入り口の鈴の緒がだいぶ傷んできているようなので、

 この度の記念に新しいものを奉納させて下さい。」

という誠に有り難い申し出がありました。・゜・(/Д`)・゜・。

写真①のタイプ(長さ8尺)を注文させて頂きました(〃^ー^〃)
http://www.ise-miyachu.co.jp/suzuo-order.html


多くの神社には、拝殿の中央、ちょうど賽銭箱の真上あたりに、

銅や真鍮製の大きな鈴が吊られており、

この鈴に添えて麻縄や、紅白・五色の布などを垂らして、

参拝者はこれを振り動かして鈴を鳴らし、お参りをします。

神社によっては神仏習合の影響により、

鈴の代わりに鰐口(わにくち)が設けられている場合もあります。

社頭に設けられた鈴は、その清々しい音色で

参拝者を敬虔な気持ちにするとともに祓い清め、

神霊の発動を祈願するものと考えられています。
 

また、巫女が神楽舞を舞う際に用いる神楽鈴も、

社頭の鈴と同様の意味によるものです。

古くは巫女が神楽を舞うことにより

神懸かりして人々に神の意志を伝えており、

このために必要なものとされていました。

 
今日では巫女による神楽舞が優雅な形に定められ、

神懸かりというより神慮を慰めるものとしての意味合いが強くなり、

神楽舞の後に参拝者に対しておこなわれる鈴振り行事は、

祓い清めの意味を有するものということができます。

この他、御守などの授与品に鈴が用いられるのは、

魔除けや厄除け開運のためともいわれています。
 

『古語拾遺』には、天石窟戸(あまのいはやと)に

お隠れになられた天照大御神の心をひくための歌舞の技の折、

天鈿女命(あめのうずめのみこと)が鈴を付けた

矛を持って舞ったことが記され、

宮中では天皇陛下が天照大御神を御親拝なされる際に、

女性で祭祀を掌る内掌典(ないしょうてん)が、

御鈴を鳴らして奉仕することがあるように、

神事における鈴振りは今日まで重要な意味を持っていました。
 

江戸時代の国学者である本居宣長は

自らの号を「鈴屋(すずのや)」と称して、

「鈴の屋とは、三十六の小鈴を、赤き緒にぬきたれて、

 はしらなとにかけおきて、物むつかしきをりをり引きなして、

 それか音をきけは、ここちもすかすかしくおもほゆ、

 そのすすの歌はとこのへにわかかけて、

 いにしえしぬふ鈴か音のさやさや」

とその命名を述べておりますが、

その美しき音色は神人共に和ませるものということができます。

神社新報 『神道いろは』より転載


浅舞八幡神社
〒013-0105 秋田県横手市平鹿町浅舞字蒋沼127
℡0182-(24)-1606
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