書庫「神道全般」の更新です(*- -)(*_ _)ペコ

昨日、ブログで交流している「舞さん」から、

以下のような質問を受けました(^^)




「天皇陛下が宮中に祀る天津神

ってどういう神々をお祀りなさっているのですか?

また、八神殿にお祀りされてる神様の中には

事代主神さまもいらっしゃるようですが

国津神の代表?ならなんで父神の大国主命さまじゃ

ないのかな?」




宮中三殿とは、皇居内に鎮座する

賢所(かしこどころ)・皇霊殿(こうれいでん)・神殿(八神殿)の

3つの御殿の総称です。


賢所には皇祖天照大御神の御霊代の御神鏡が、

皇霊殿には歴代の天皇陛下や皇族の御霊が、

神殿には天神地祇(天津神、国津神)が、それぞれ奉斎されています。


次に八神殿について↓

どんな存在意義があるのか(・_・?)

何故この「八神」が選ばれているのか(・_・?)

神道を深く理解するなら非常に重要です!



【八神殿の意義について(第1回目)】

出典:生存法則論 第一巻 古事記解説(戸松慶議著) 


参考までにリンク【wikipedia八神殿について】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E7%A5%9E%E6%AE%BF


ヒモロギ・イワサカの神勅を

現代人は単なる御祭の起源であるように解しているが、

これは「八神殿の意義を明示」しているもので、

ヒモロギ・イワサカの神勅精神が分からなければ、

祭祀の分かるはずはなく、

祭祀が分からなければ政治、経済の分かるはずはない。


関連記事【第四神勅-天津神籠磐境-(神人合一)】
http://blogs.yahoo.co.jp/fgnpd582/56155511.html


八神殿に祀られている神々は「人格神」ではなくて

各々がもつ精神を表したもので、天皇が御鎮魂遊ばされる時、


天皇の御境地の進んで行く有様を神様の名で表現しているのである。

大嘗祭、新嘗祭の前夜には必ず天皇は「鎮魂祭」を行われる。

そして「鎮魂祭は八神を対象として行われる」のである。

八神のうち神産日、高御産日、玉積産日、生産日、足産日の

「むすび」 とは何をいい、何を表し、

何を「作用」するものかというならば、産霊(むすび)である。


「むすび」というのは、霊は「み」あるいは「ひ」「む」ともいい、

魂(みたま)は「み」の溜りたるを魂(たましい)ともいう。

霊出(みいず-稜威)、御霊(みたま)みな霊のことをいっているのである。

つまり霊魂のむしむす作用、即ち醗酵する「ひ」のことをいっているのであって、

生成化育する作用のことをいうのである。


(-_-)ウーム例えばですねぇ…

人を「霊止(ヒト)」とも表記しますよね?

人間は神から授かった「霊(ヒ)」の留まっている存在という意味です。

ヒモロギの「ヒ」は神霊の意でしょうか。諸説ありますが…


もっと分かりやすい例を挙げるとすれば…

皇位・皇統を意味する「天津日嗣(あまつひつぎ)」でしょうか。

天津日嗣の「日」は=「霊(ひ)」ということで、

歴代の天皇陛下が天照大御神の御霊を受け継ぐことを意味しています。

天照大御神とは、太陽を宗教的表現であらわしたものであって、

太陽が熱と光をもって万物万象を生成化育するように、

偉大な人間がその徳光と熱情をもって

万民を公平無私遍く生成化育発展繁栄せしめる「実存の作用」を、

擬人法で天照大御神と仰ぎ崇め奉ってきたのである。

この国民全体の尊崇を集めた太陽のごとき真に偉大な祖神を

天照大御神であるといい、太陽の霊光と霊熱の作用を霊統とし、

血縁を血統として合わせ相続し、

霊妙なるはたらきを万民に施し授ける人を天皇というのである。

天皇はあくまでキリスト教的ゴット(神)になるのではなく、

天津日嗣の天皇となるのである。

もちろん神明様の御本質は生存法則の「生命」ですぞ(^^)b


日本の祖神の思想は宇宙万有悉く「み」の配剤であり、

同根一体であると主張して、

近代西欧思想とは根本的に相違することを明確に打ち出している。

(*諸外国の文化思想は「生命」ではなく「理性」を根源としています。)


「み」「ひ」は宇宙に満ちており、

それが人間に入って人間をつくり、

草木に入って草木となる。

存在する全てのものが「み」であり「ひ」である。

故に初めから善神、悪神、善人、悪人があるものでなく、

霊魂の作用が順に働けば直毘(なおび)となり、

逆に働けば禍津毘(まがつび)となるのである。


Q&A【直毘(なおび)】とは(・_・?)

直日、直備とも書く。

日本人の倫理意識を表現する語。

尋常でない状態のもの、悪い状態のもの、

曲がったこと(禍事-まがごと)を、尋常に、

また元の良い状態へ改め直すこと。
 

霊魂を鎮め、霊魂明かしをして霊が清く澄めば

直毘(なおび)となるが、

濁っておれば禍津毘(まがつび)となるのである。

直・禍はもとより別々のものではない。

「むすび」の作用にも様々あって一様ではない。

ここで簡略に「八神の作用」はいかなるものを指しているかを明らかにしよう。


次回に続きます(*- -)(*_ _)ペコ