出典:天皇論-日本固有の道 戸松慶議著



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【英国的民主主義下の君主制】についてはこちら↓
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今日は大先生から【君主制と共和制の対比】について学びます(^^ゞ



西洋文化模倣の結果、

後進性を脱却し得ない進歩主義文化人という自己喪失者は、

近代史において
君主制は必然的に滅び、

共和制になるもの
と信じているようであるが、

事実は反対に君主制のあとにくる共和制は、

殆ど例外なく峻厳なる独裁制に変ずるものであることを知って、

再び君主制にかえった国も少なくない。



イギリス・ギリシャ・スペイン等がそれである。



第二次世界大戦後、 尚、ヨーロッパで君主制を保っている国々は、

デンマーク・スウェーデン・ノルウェー・オランダ・ベルギー、

ルクセンブルク・リヒテンシュタイン・モナコ等である。



第一次世界大戦当時、ヨーロッパにおいて君主制でなかった国は、

フランス・スイス・ポルトガルの三国だけであった。



フランスでさえ革命後ナポレオン皇帝の出現となり、

ナポレオンの失脚後はブルボン王朝を復興しようとする正統派、

及びオルレアン王朝をかつぐオルレアン派、

そしてボナパルト派が互いに君主制の復帰を慮り、

入り乱れて暗躍したために、君主制の復活は困難となり、

共和制に落ち着くことになったのである。

もし王党派が一本にまとまっておれば、

フランスの政体はどうなっていたかわからない。



その他君主制を廃止した主な国々は、

ドイツ・オーストリア・ロシア・トルコ、

そしてイタリア・ブルガリア・ユーゴスラビア・ルーマニア・ハンガリー

等であるが、
いづれも共和制の名の下に一党独裁をとり、

民主主義とは名ばかりで事実は全体主義政治をとっている。




一般常識からいえば、君主制よりは共和制がよく、

君主主権よりは国民主権の方が良いように考えられ、

又民主主義を徹底すれば国民主権主義となり、

国民主権を徹底すれば共和制にならざるを得ない、

ということになると信ぜられているが、

しかし、事実はそう理論通りにはいかないし、


又人間生活はそういう合理主義的な理論を越えたところにある。



大体共和制になれば大統領を選ばねばならない。

大統領を選出するには、政党が他党と競って多数決で決定するのであるから、

残りの何割かはこれを支持していないことになる。

半数は賛成でも半数は反対であるということになるわけである。

国民全体に支持せられるということは特殊の例外を除いてほとんどない。



又この場合の国民とは何を意味するか、

いうまでもなく秩序づけられた人々ということであって、

単なる個人ではない。

だとすれば、指導されなければならない個々人ということになる。

そうなると本来指導され秩序づけられなければならぬ国民によって

選挙せられる大統領ということになり、大統領になるためには、

常に国民の関心をかい、人気を気にし、国民に迎合せねばならぬことになる。

ここに共和制と民主主義の堕落及び危機を招来することになる。



もしその欠陥を排し、国民大衆を度外に一定の理想を実現しようとすれば、

現在共産国家群がとっている、

一党独裁専制主義乃至は民主主義の名による全体主義をとるよりほかない。

これは自然的に成立した君主制よりもはるかに強圧的であり支配的であって、

専制的であるといわねばならない。




従って後進模倣性を脱し得ない日本の進歩主義文化人等のいうように、

君主制は必然的に滅び共和制になるものであるというものでもなく、

又共和制は君主制よりも自由であり解放的であって、

且つ民主的であるというものでもない。



次回は【ソ連、中国的独裁制】について学びます(^^)



余談ですが、天皇を制度上の存在として規定するものは、

機関説・初め皇帝説・大統領と同質とみなす説等々。

また、イギリス流の「統じて治さず」と解し、

イギリス流の王室を模倣せんとする者も

国家の上層には少なからずいるようですが、

これ等は全て日本本来の神道を知らない欧米思想の模倣者の

思い付きみたいなもので的外れも甚だしことです。



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