2回目の記事となります(^^ゞ 


第1回目の記事はこちら↓(^^)
http://blogs.yahoo.co.jp/fgnpd582/48911734.html



出典:天皇論 日本固有の道(戸松慶議著)



民主主義はギリシヤのポリス国家を母体としておこったものである。



①小さな国家であって、

直接人民全体に語りかけることができる。

また容易く人民を招集することができ、

各市民が互いに皆知り合うことができることが条件である。



②習俗が簡単であって事務処理が面倒でなく、

あまりやっかいな議論をしないで済むことが望ましく、

権利や権威が守られ、永続するためには

地位や財産の平等が守られなければならない。



③奢侈(しゃし)贅沢に流れないことである。

奢侈(しゃし-度を過ぎて贅沢な事)は富裕の結果である。

富者はそれを持つことにより、

貧者は、それを求め欲しがることによって堕落する。

奢侈は祖国を売っても尚「安逸」にふけり、虚栄を満たそうとする。



Q&A【安逸(あんいつ)】とは(・_・?)

気楽に過ごすこと。何もせずに、ぶらぶらと遊び暮らすこと。



そして国民から愛国心を奪い去り、

遊堕な民となって他国の支配に屈服する。

これがいわゆる民主主義の原始的基礎条件であった。



従って「代議制」とは矛盾するものがある。




ルソーも「民主主義と代議制は矛盾する。代議制では、

一般意志が他の意志によって置き変えられる危険があり、

部分的集団(政党)も特殊意志の集合した群同士で、

私益の闘争を行なう危険がある」と述べている。




確かに代議制は民主主義を破壊する。

ここに政党政治と議会政治が堕落する要因を見る。



民主主義はギリシヤ産であり、

少数ヨーロッパ民族や小国には最も適合するかもしれないが、

大国アジア諸国に適合するかどうか、

とにかく理論はどうあろうとも、政治の実際に当たって、

そのまま受容れることができなかった事は、

民主主義を表看板とするソヴエート民主共和国においても、

中華人民共和国においても、専制体制をとっており、

その他のアジア諸国も大なり小なり

民主主義という名の専制主義的体制をとっていることを見ても、

民主主義が宣伝せられる程有能でなく、

又全ての国に適合するものでないことを物語るものである。



国土広大にして人口多く種々雑多な複合国家においては

最も強力な統治力が必要である。

殊に代議制を採るに及んでは一層その傾向が強くなる。



如何なる形式如何なる内容であるにせよ

アジアは必ず専制的あり方をとるのである。

それはアジアの特質がそれを要請しているのである。

勿論アジアが民主主義の価値を認めないのではなく、

民主主義を活用するためにも

専制的体制を通らなければならないのである。



ヨーロッパは被治者大衆の意志に統治の重点をおくに対し、

アジアは総じて治者為政者の能力に統治の重点をおくのである。

この二つが両々相俟って結ばれた時、

東西両洋が一つの政治原理を持つに至るであろう。



それがどんな政治体制かを知りたい方は

戸松慶議先生の「天皇論」を読みましょう(^^;)←宣伝かい!